その日の試着と打ち合わせ終了。

家に着いて、遅い夕ごはん準備にかかる私。

リビングのソファでテレビを見る夫。

夫のケータイはキッチンカウンター上。

私→さっきの電話さぁ~、『れ』って一文字って誰なん?

しらを切ろうとする夫に、ケータイ唐揚げにすんぞ!とケータイを私が掴んだら…

この前の友達の結婚式に参列した後に、みんなでキャバクラに行った。
そこでキャバ嬢と番号交換した。
その日から営業かけられてて無視してる。

っていう言い訳。

ほほぅ。キャバ嬢ですか。

私→ほんなら今ここで電話かけて。

なんのかんのと言って、ごねる夫。
キレた私はデジカメ見ながら電話。

女→……もしもし?誰ですか?

私→はじめまして。私、夫の妻でございます。

女→え?え?夫くんの?奥さん?

私→はい。夫とはどのようなご関係で?

女→いや、えっと、あの…友達です。

私→キャバ嬢ですか?

女→いいえ。この間、○○さんの結婚式の二次会で知り合いまして…

私→では、キャバ嬢ではない、と?

女→はい。あのーすみません。夫くんが結婚してるなんて言ってなくて…もう二度と連絡しません。履歴も連絡先も消します。

私→すみません。私も初めての妊娠中で気が立ってるもんですから、つい連絡してしまいました。
そうしていただけると嬉しいです。
では、お約束ということでよろしく。


がっくり生気の抜けた夫を見つめながら電話を切りました。

私→次やったら許さんから。