昨年目撃した”事件”がどうしても心にこびりついていて、新しい一年を気持ちよくスタートできないので、ここで書くことですっきりさせていただきます。
映画作品の話。
昨年は7回海外出張にでて映画権利売買の場で世界各国の数多くの人たちと出会い話をしてきました。
前にも書いたように会社の規模や長さの差こそあれ、基本的にほとんどの人はインディペンデントで、オンもオフもイコールで自分の人生を賭けて情熱注いで取り組んでいるんです。
特に映画のように作り手の想いを詰め込んで時間と手間をかけて出来上がった”作品”は何にも増して大事な大事なモノなはずです。
たとえ自分が作ったモノではなくても、その作品に出会い、その作品に惚れ込んで権利を買った人にとっても大事な大事なモノなはずです。
もちろんどんな作品も作る人、見る人の好き嫌いは分かれます。この世の全ての人が絶対に好むものなどないのですから映画の場合も同様に決まっています。
だから好き嫌いを意見するまでならよいですが、その作品を、命ある作品を”コケ”にする資格は誰にもないですし、絶対にするべき行為ではありません。
しかし、悲しいことに、まさかの”事件”を見てしまいました。
とある世界的に有名なエンターテイメント会社のいち社員がいました。
その人がとあるインディペンデント作品のDVDを手に取った瞬間、
「なんだ、これ」
と言いながらそのDVDを放り投げたのです・・・
この作品の製作者、出演者がその場にいたらどんなに悲しんだでしょうか。
怒り狂って殴りかかったかもしれません。
そのメジャー会社員は何様だったのでしょうか。
俺のいる会社の足元にも及ばないんだよ、とでも言いたかったのでしょうか。
冗談でやったとしても冗談で片付けられない侮辱行為です。
この話を読んで、皆さんはどっち側の人でしょうか。
でも映画業界に限らず、この手の話は別業界でも当てはめられます。
ある大手広告代理店のメディア担当者がまだできたばかりの新媒体に対して随分と上から目線であしらっていたシーンをかつて何度も目撃しました。
私も、まだ自分の会社が設立5年のときに、とある会社と新プロジェクト企画を進めていながら途中で理不尽な理由をつけられ一方的に切られました。
まあその後その会社の担当者が手がけた仕事は失敗続きのようでしたので結果的に関係を続けなくてよかったことになりますが。
別に、会社の名前が欲しくてその会社に在籍していち社員でいること自体は個々人の自由ですから、それ自体に何も言うつもりはありません。
しかし会社の名前にプライドを持っているからなのか、上記のようにインディペンデントをけなすことはあり得ない行為です。
もちろん企業に勤めていても相手を選ばず気持ちよく対応する人はたくさんいらっしゃいます。
でも残念ながら、ごく一部であってほしいですが、会社の名前で生きている人がいるのです。
そういう人にインディペンデントを代表して言っておきます。
お願いだから、邪魔をしないでほしい。ちょっかいをかけないでほしい。
人間力ではすべてのインディペンデントな人たちはプライドリーマンには負けませんよ。
真剣レベルが違うのですよ。
と書いてすっきりしました。
今年もインディペンデント魂を全力で進めていきますので、”同志”の方々は是非一緒にやっていきましょう!