昔々あるところに、ヘルモという真面目で誠実な男がいました。
男は魔法科学研究者でした。
男はある二体の妖精を作りだしました。
一体は男の死んだ妻のこころを入れた
それはそれはやさしい素敵な妖精でした。
もう一体も死んでしまった親友のこころをいれた
やさしいやさしい妖精でした。

男と死んだ妻と親友は昔からの友達でした。
親友は二人が結婚した時、涙を流して
よろこんでくれました。
結婚して数年たったある日。
親友は自らいのちをたってしまいました。
その数日後、妻も後を追うように命を絶ってしまいました。

男は苦しみました。
泣きました。

そうだ、ふたりをこの世によみがえらせよう。


そうして二体の妖精は生まれたのです。