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僕の見た野球選手はテレビの中

一人で設立した「野球観戦協会」会長の独り言
主にプロ野球を中心とした野球好きの野球好きによる野球好きのためのブログ

中日ドラゴンズの谷元圭介がデビューした。

 

今週月曜のトレード報道に驚いたが

4日もすれば何となく受け入れている。

 

既報の通り

谷元の年俸やFA取得の絡みもあるだろう

 

球団の決定したことに

あまり私は文句を言う気にはならない。

 

この様な形での選手との別れに

慣れてしまっている部分もある。

 

トレード報道の当日も

「(球団に対して)今度は、そう来たか・・・」

程度の感想だった。

 

しかし、その日

普段あまり連絡を取ることはないが

球団愛という絆でつながっている親友から

久しぶりのメールをもらった。

 

 

(前文省略)

誰かが言ってた「自分の人生を他人に乗っけてんじゃねえよ」

プロスポーツってファンが選手と一緒に喜んだり

悲しんだりすることに意味があると思うんだ。

選手というか現場からファンへ。

フロントはそれが正常に回るようにサポートに徹するべきだと思うよ。

 

球団が掲げるファンサービス第一。

このトレードはファンはどう受け取るのかな。

 

(中略)

ただ、自分の好きな球団がほかの人に嫌われてはほしくないな

 

 

 

このメールをもらってから、なぜかずっと気が晴れない。

谷元がトレードで日本ハムを去ったことよりもやもやしている。

 

プロ野球を好きになる最初の過程において

まず選手を全力で好きになるパターンというのが多いと思う。

(私なら井出竜也)

その選手の活躍を気にかけていく中で

頼りになるベテランや、仲のいい選手、ライバルの後輩選手、と

チームの事を知り、好きになる。

 

打てなくても、散々打ちこまれてもまた明日試合がある。

それが野球のいいところ。

 

明日の喜びを楽しみにして

きっと明日もテレビやネットで応援している。

 

谷元はここ数年リリーフとして頑張ってくれた。

去年の日本シリーズでは胴上げ投手だ。

 

テスト入団で身長も高くない。

どこか「普通」の人間っぽい姿に

共感を持ったファンは多かったはずだ。

 

今年はついにオールスターにも選ばれた。

チームの顔だ。

 

日ハムファンの誰もが

後半戦も、来年も谷元に7回あたりを任せるつもりだったはず。

 

 

報道によれば

・日本ハム側からの打診だった

・当初は3対3、3対2の交換トレードだった

・FAの補償金より高く売り払いたかった

 

等が出ているが、どれも話としては理解できる。

 

むしろ全て正解なのだろう。優先順位は置いておいて。

 

個人的な見解を言えば

若手2人との交換でいいので

「交換トレード」にすべきだったと思う。

 

友人からのメールの通り

「ファンはこの金銭トレードをどう受け取ったのか?」

 

金銭トレードはどうしても無機質になってしまう。

 

実績のない選手の場合は「譲渡」の意味合いが強いし

今回のケースも「価値のあるうちに売り払った」印象が拭えない。

 

それであれば

今季戦力になるか判らなくても

血の通った「交換トレード」にすべきだったと思う。

 

まして金銭トレードは

金額が公表されることがないため

今回の谷元ケースのような主力級の選手の放出は

リターンがわかりにくい。

 

イコール、ファンは納得しにくい。

 

このトレードの意義を一朝一夕に求めるのは難しい。

それでもフロントには残りのシーズン、または来シーズンの開幕に

谷元を放出した意味・意義をファンに示してほしい。

 

反面

近い将来、今回のようなアメリカ式のトレードが

球団運営のトレンドになる可能性は高い。

 

だから私は今回の球団の決断を一切否定はしない。

 

ただ、どんな世界にも

「やることが10年早かった・・・」といった失敗例があるわけで

 

「攻めの球団運営でファンが離れていった・・・」

ということが無いように、従来の日本球界の慣例と

折り合いをつけながら改革をしていってほしいと思う。

 

 

ファンに対しても

納得できない点は多いと思うが

「不買」や「球場に行かない」に繋げないでほしい。

 

私個人としては

自分なりの気持ちの置き方、過去の経験から

「これを超えて、もっと球団を好きになる」

という考えになってしまう。

 

それを他のファンに強要するのもナンセンス。

 

答えはわからない。

 

ただ、ファンはやめないでほしい。

球団に失望しないでほしい。

 

喜びも悲しみも共有するからプロスポーツの意義があるのだから。

 

今回は悲しみの振れ幅が少し大きい。

なので心のリハビリが少し必要なのだ。

 

 

来年も交流戦が開催されるのであれば

札幌ドームで中日戦が行われるはず。

(今年はなかったので)

 

札幌ドームに戻ってきた谷元と

いい形で再会できることを祈っています。