英国訪問中のミャンマーの民主化運動指導者アウンサンスーチー氏は20日、母校オックスフォード大学で名誉博士号を受けた. ロイター通信によると、スーチー氏にとってオックスフォードは、1960年代に哲学や政治、経済を同大学で学び、88年に帰国するまで、夫や2人の息子とともに長年暮らした「第二の故郷」. 記念演説では、当時の思い出が、ミャンマーでの「最も厳しい時期に私を支えてくれた」と話した. 名誉博士号の授与が決まったのは93年. サッカー 19年たって授与式出席が実現した. 21日には英国の国会で演説を予定している. スーチー氏は19日、英BBCのインタビューで、2015年に予定される総選挙を経て指導者になる意思があるか問われ、「私が国民を正しく導けるのならイエスだ」と述べ、政権獲得に意欲を示した. (オックスフォード=四倉幹木).