こんにちは!StaLaboです!
前回、宇宙侵略の話をしたのを覚えていますか?その時に、
植民・貿易のために行き来するときの食糧問題も重要
という話をしたと思うのですが、今回はそれにちなんだ面白いニュースがあったので、まとめていこうと思います!
フロリダ大学の研究チームがおよそ50年前に史上初めて人類が月に着陸した「アポロ計画」により持ち帰った土(レゴリスと言います)で植物の種を発芽、初めて植物を育てることに成功しました。
レゴリスとは、固体の岩石の表面を覆う(おおう)軟らかい堆積岩のことです。
NASA=アメリカ航空宇宙局からレゴリス(月の土)を12g譲り受け、水と栄養素を加えてシロイヌナズナの種を植えたところ、ほとんどが発芽したということです。
フロリダ大学のアンナ・リサ・ポール教授によると、植えてから2日間経って出芽し始め、6日目までは通常の栽培と同じように育ったとのこと。しかし、全て発芽はしたものの1週間も経たないうちに成長は止まり、最終的には枯れ始めてしまったそうです。
原因としては、月面の土は宇宙船や太陽風などを浴び続けており、それが植物の発育に大きな影響があるからと考えられています。
レゴリスは比較対象の地球の土に比べて発育は悪いです。月の土壌は非常に微小な隕石の衝突で発生した小さなガラス状の成分がほとんどなので、月の土壌は植物にとって「ストレスが多い環境」となっています。これらの成分はアポロ11号の船体にも、乗組員の宇宙服にも付着していたそうです。
地球の土とレゴリスとの違いとして、
①酸素が少ない
月には空気がほとんど無いのでレゴリス中の鉄などが酸化しません。
②リン酸不足
リン酸は成人の体内に最大で800g含まれ、その約80%がリン酸カルシウム、リン酸マグネシウムとして、骨や歯の構成成分となっており、動物にとっても植物にとっても必須栄養素なので、これが不足しているのは致命的と言えます。
③金属毒性
①に加え、月に生物は存在しないので、金属の毒性を抑制してくれる微生物すらもレゴリスの中には存在しません。
上記の3つが地球の土とレゴリスの大きな違いです。
この3つの問題を解決しないことには、月といった他の星で植物を育てることはまず困難でしょう。
これらの問題を克服するためには、
①土を改良する
他の星に開墾(かいこん)するにあたり、人の労働力が必要になりますね。開墾している間の生活基盤はどうする?食事は?住居は?など、生活をする上での問題点が挙げられます。
②植物を改良
実験するためには他の星の土が必要になります。ちなみに今回、フロリダ大学の研究チームが譲り受けたレゴリスはわずか12gとかなり少なく、レゴリスはまだまだ非常に希少なものということがわかります。
アポロ宇宙飛行士6人が地球に持ち帰った月面の石と土は、800ポンド(およそ363キロ)余りですが、そのほとんどは厳重に保管されています。
これらは一つの案に過ぎないのですが、いずれも研究資金・時間的コストが多くかかってしまうので、今後はもっと革新的な解決策が求められ、実現されるかもしれません。
そしてアメリカは、日本なども参加する有人での月面探査「アルテミス計画」を進めていて、研究者は「月で植物を育てる最初の一歩を踏み出した」としています。
し地球の火山灰で育てた場合と比べて成長は遅く豊作への道はまだまだと遅いですが、今後さらに宇宙がより身近になるかも!?
月面で食料や酸素を供給する夢への第一歩となる成果ですね!
今後の進捗に期待しましょう!
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