韓国映画 『추격자(追撃者)』
韓国タイトル『추격자(追撃者)』、日本タイトル『チェイサー 』
韓国に来てから、テレビにてだが、何度か見ている映画である。
しかし、何度見ても面白い。
実は、今さっきもテレビにて放送していた。
見出したらやめられない。
そして、何度も見ているが、
実は、初めから全部を見るのは初めて。
犯人が事件を展開する場所(家)というのが、「マポ区」にあるという設定。
実に、今住んでいるところに近い。
この映画を考えた監督は、まだ30代半ばである。
低予算で、有名な俳優を起用していない作品ということだが、
韓国国内で、500万人以上の動員を得、さらには賞も受賞したという。
この映画は、2つの事件がアイデアの元になっているらしい。
一つは、2004年に実在に起きた韓国最恐といわれる連続殺人事件。
ユン・ヨンチョル事件が元になっているとのこと。
もう一つは、イラクで韓国人が殺害された事件らしい。
そして、いろいろ、この事件に関する記事をたどっていくと、
ユン・ヨンチョル事件に関してだが、
新村の出張マッサージ店の経営者が、
同じ客と会った従業員数人が音信不通になり、疑問を持ったことから、
犯人逮捕そして連続殺人事件の真相につながったらしい。
この犯人、実に20人以上を殺害していたらしい。
韓国人ならおそらくみんなが知っている事件であると思う。
なんと・・・新村である。
今、住んでいるところがまさに新村。
驚きと恐怖である。
そして、噂ながら、恐ろしい思いをしていたが、
知人から、「延大で昔、殺人事件があった」
という話を聞いていたのだが、
おそらく、この殺人事件のことであろうかと思う。
犯人は、殺害された人を「延大の裏山などに埋めた」と供述していたらしい。
異常だ。
この映画の面白さというのは、
実際の事件が元になっているため、軸が揺らがず、
最後まで一気に見せてしまうところだと思う。
そして、2人の俳優(キム・ユンソクとハ・ジョンウ)の演技が緊張感があっていい。
実に、今、私が一番好きな俳優たち。
ストーリー自体は、恐ろしく残虐。
そして、警察のだらしなさを浮き彫りにしたメッセージも含まれている気がする。
今までもそうだが、韓国の映画には、実在の事件を元にした映画が多い気がする。
しかしながら、私の知るうちだが、それらは、どれも興行的に成功しているような気がする。
そして、私が好きな作品もそのような作品が多い。
(「追撃者」のような作品ばかりではなく、感動する実話の話もとても好きだ)
余談だが、今回「追撃者」を見て、
またしても、キム・ユンソクをカッコイイと一人ぼやいてしまっていた。
やはり、カッコイイ。
どんなセリフを吐いたとしても、その一言一言が素敵だと。
ハ・ジョンウについても、殺人鬼という役柄を見事に
演じていて最高なのだが、
汗まみれになって、犯人を追い詰め、ボロボロになっても乱暴であっても、
そんなキム・ユンソクがカッコイイと思ってしまう。
病気か?
私の中の、ソン・ガンホの地位が、
今、危うくなりつつある。
日本でもレンタルされているので、
ぜひ、一度キム・ユンソクのかっこよさ・・・
いや、映画を堪能してみてはどうだろうか。







