みなさん、こんにちは。
いつかは ”有名経済アナリストのように大きなセミナーで登壇したい ” 志賀篤史です。
当講座は今回が最終となります。
□ 翌期の計画
仮に2012年度の収支実績がこの予想PL表の数字のとおりに終わったとします。
PL表の年間計の消費税欄を見ると仮受消費税が1,690千円で仮払消費税が
438千円、その差の1,252千円が仮受消費税の残高になっていることがわかります。
この1,252千円は負債であり2013年5月の申告の際に納付しなければならない
「税金」です。 (簡易課税制度適用についての記述は省略します)
また2012年度は6,638千円の利益が出たので税率を43%と仮定すると約2,854千円
の所得税が課せられます。
よって翌期の予想資金繰表作成の際には最初に営業外収支管理表の「法人税等」と
「予定消費税」の5月の欄(ピンクのマーカー部分)にそれぞれ 2,854 と 1,252 を記入
するところから始まります。
2013年度は早くも5月末日に合計4,106千円の支出があることに注意しなければ
なりません。
実績を全く同じフォームで管理していき、消費税と法人税が凡そいくらになるのか
概算で予想しながら納税のために資金ショートにならないよう資金計画を立てて
ください。
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