こんばんは、えぐみです。

 

ちょっと暗めなテーマですが

言えてよかった、という話です。

 

 

 

前回の続き。

生きるって、行動よね(ドキドキ

やっと、家族に言えました。

 

 

私が言えずにいたのは

「父を、殺したかも」

という思いです。

 

 

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(回想です)

 

ずっと昔の話なんですが

私の父は、とっても元気でした。

そして

ある日突然、家で倒れました。

 

 

家族が人工呼吸をする間

私は、言われるまま

電話で救急車を呼びました。

 

 

電話口で、救急隊の方に

「大丈夫ですか?」

「人工呼吸のやり方、

分かりますか?」

と聞かれたんです。

 

 

その時、一瞬迷ったのですが

「はい、今やってます!」

と答えたんですね。

 

 

救急車はすぐ来てくれましたが

父は帰らぬ人となりました。

 

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・・・ あのとき、ちゃんと

やり方を聞いていたら、、 


もしかしたら、万が一でも

父は助かったんじゃないか?

 

 

・・・あのとき、

一瞬迷ったのに

なぜ、聞かなかったのか?

 

 

人にはなすと

「それは違うよ」「仕方ないよ」

と言ってもらえるけど

(自分でも、思うけれど

 

 

いくら言われても

「それは違う」と、

心底思えていない。

 

 

家族にも

話したことはあったけど

なんだか

空っぽの告白だったんです。

  


「悪者になりたくない」

「家族に嫌われたくないよ」

という気持ちが先立って



大事な部分

「ごめんなさい」「悲しい」 

という、まるごしのきもちで

向き合えなかったんです。

 

 

自分をガチガチに守っているから

傷つかない分、

人の言葉も響かないし、

癒されもしない、という。

 

 

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言わなくても、死なない。

けど、

生きてるうちに言いたい。

 

 

と思い

やっとこさ、母親に伝えました。

 

 

たのしい話題をする中、

急ハンドルを切って

父の話をしました。


 

先送りしそうになる気持ちと

向き合いながら、

 

 

でも、言うんだと決めたので

おちゃらけたり、

ごまかしたりしないで

心を込めて言いました。

 

 

母親は、思ったよりも

ずっと力強く、クリアに

「それは違うよ!」

と言いました。

 

 

突然で仕方なかった、と。

なんなら、母も

「もっと自分が、

ああしていれば・・・」

と思う、と。

 

 

わたしも

「それは違うよ!」 

心から湧いてきたので

そう伝えました。

   


 なんというか

はじめて「それは違うよ」

心に響いて

 

 

「愛しているよ」

言ったり

言われたりするくらい

嬉しかったです。

 

 

その後すぐに、

錦織君 (テニス 

の話題に流れましたが笑。

 

 

お盆には、

お墓参りに行って

父に手を合わせようと思います。

 

 

今日は、以上です^^


審判 よみがえり