丸山ダム公園を視察 | すた・ばにら

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2019/11/29にYahoo!ブログ「すた・ばにら」より移植処理しました。

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※ これは後書き記事です。実際に現地へ訪れたのは前日です。

用事があって、最寄りの郵便局へ出かけてきました。(最寄りと言っても片道 3.5km もあるけどね)

仕事とバド以外の用事で、昼間っから出かけるってのも珍しいので、ブログネタも兼ねて、近くにある
「丸山ダム公園」を訪ねてみました。

公園らしきものがあることは分かっていて、郵便局へ行く途中の国道からもダムが見えます。だけど
立ち寄ったことは一度だけ。それも道路のすぐ傍らから写真を撮っただけでした。

ダム入口の道路脇に車を停めて、デジカメだけ持って歩きました。


イメージ 2


正面からの眺めです。
ダムと言ってもホントに小規模なもので、県内では比較的新しく造られた部類です。
余水吐から流れる水を一旦沈砂地に貯水し、くねくねと曲がりくねった沈砂地をゆっくりと流れさせて
水路に落としています。

左端に映っている 490.2 は、業界人なら誰もが知っている国道の「距離標補助板」です。
これだけ写しておけば、遠方からの人でも簡単にダムの正確な位置を見つけることができるのですよ。


イメージ 1


沈砂地の敷地内に入り(別に侵入禁止とはなっていない)反対側を写したものです。
手前にある部屋に恐らくポンプがあり、加圧して噴水を造ってるのでしょう。

写真の奥側、国道の反対側に見える建物は、この近辺では比較的昔からあった郊外レストランです。
ここからちょうど噴水が見えていました。(一昨年あたり閉鎖されてしまいました)

噴水にしたのは、景観作りのためと、早く水温を上昇させる目的もあるように思います。


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最後の貯水槽を経て、用水路へ放流されます。
水温を上昇させるというのも、田に充てる水が冷たすぎないようにするためでしょうか。

貯水槽自体はそんなに深くはないはずですが、ゴーゴーと豪快な音と共に吐き出される大量の水流に、
さすがに近寄りがたいものを感じます。(何ちゅうてもデジカメ落っことしたら大変だ)



車を停めたところからダムに向かう登り坂がありました。(ただし車の乗り入れはできない)

実は以前、この噴水を見に来たことはあったのですが、ダムの近くまで行ったことはありませんでした。
どうなっているのか気になったので、今回その坂を進んでみました。

100m ほど上がったところ、そこが名ばかりの公園になっていることを知りました。

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昭和 53 年 3 月竣工という碑が残されています。それらしき園路があり、植樹も行われたようでした。
しかし雑草が至る所茂っている上に、植樹の剪定もまったくされていないようで、元気よく育った木が
むしろダムの正面からの景観を妨げています。

ベンチや水飲み場、トイレなどは一切ありません。
人影もないどころか、普段から滅多に人が訪れることもないらしく、ゴミすら落ちていませんでした。
登り坂に軽トラックの車輪跡らしきものが残っており、管理する人がたまに訪れる程度なのでしょう。


この他に、ダム本体へ入る管理用階段(もちろん一般の立ち入りは禁止)の写真も撮ろうとしたけど、
正直、見ているだけでもかなり薄気味悪かったよ。えも言わぬ ふいんき が漂っていたし。


ダムの上は、車が通行できるようになっているようです。(写真でも街路灯のようなものが見える)
しかし時間があまりなかったのと、直前に見た管理用階段で何とも背筋ゾォーみたいな感覚だったので
ダム湖を訪れるのは、今回は見送りました。

都市伝説ならぬ田舎伝説だけど、丸山ダム裏の溜め池には幽霊が出るなんて話を聞いたことがあります。
別に私は幽霊とか信じる方じゃないんだよね。ただ、元から水場に近寄ること自体、ちょっと苦手なのに
怖いモノ見たさで取材したくなるような感覚がありますもので。

※ この記事は写真配列順と構成の都合上、Wiki 文法を用いて記載されています。