さてさて、まともな記事を書くのはこれが初。
今回はルアーのお話。
「1番助けられたルアーは何ですか?」
と、聞かれればコアマンのIP-26 アイアンプレートを挙げるが、
「1番好きなルアーは何ですか?」
と聞かれれば間違いなくタックルハウスのK-TEN シリーズとなる。
最初にお断りしておきたいが、今までK-TENでそれほど多くの魚を釣ったことがない。オフショアのシイラキャスティングで使った事があったのみだ。シーバス、青物では釣果がなかった。
ただ、タックルハウス社の物作りにかける思い、そしてルアーの美しい仕上がり、またそのアクションに大変魅了された。
K2Fシリーズも含め、シーバス、青物に対する実績は皆様ご存知の通りだと思う。出ては消えていく数あるルアーの中で、発売後何十年と経つが未だに形を変えず、更に追加モデルも販売されているのはフィールドでの実績、アングラーからの支えがあるに他ならないと思う。
最近の釣りでパイロットルアーはK2F142 T1。
14cmクラスでは圧倒的な飛距離が出る為、表層から1m前後を手広く探れる。
どんなリトリーブスピードでも泳ぐ上に水面から飛び出さない。使い方次第で様々な攻め方が可能となる。
本来外洋向きのルアーであるがターゲットとしている魚が回遊魚、シーバスである為、特に気にせず防波堤で使用している。
先日、神戸方面のとある防波堤のオープンウォーターでやっとこさシーバスと出会うことができた。
ザワつく潮目を通すと重たいバイトと共にハンドルを奪われた。フックの掛かり具合を見てゆっくりファイト。
ネットインの瞬間にルアーが外れヒヤッとしたが無事キャッチ。至福の瞬間であった。
1番釣りたかったルアーで釣りたかった魚が釣れた。
次のターゲットは回遊魚。
夢に見たビッグワンを目指して。
たっくるで〜た
Rod:TENRYU PowerMaster SANDWALKER PMS1032S-MLM
Reel:16トライソ
Line:シグロンPE 1.2 フロロ20lb(サンプル)
Lure:TackleHouse K2F142 T:1


