2019年6月、20歳の女性、ロイス・ディーツ症候群患者様から、

「子供の頃から、長風呂だと体調悪くなるから、シャワーで5分、カラスの行水」と伺いました。

 

20年の初夏、湯船に浸かる入浴方法では、全身症状が悪化して、翌日まで疲労困憊することに気づき、

湯水を肌が弾かず、直ぐに、ふやけてしまう事にも気づきました。

そこで、長風呂大好き派だった私も、彼女を見習って、シャワー浴に変えました。

翌日の疲労感は軽減しました。

 

ところが、今年の6月、再び、酷い倦怠感、疲労感が続き、

もしかして「肌に原因があるのでは?」と思いました。

LDSは「肌が薄い、透ける」等の指摘があります。

私の父は、オブラート様に肌が薄く、私の肌は、艶が無く血色が悪い、と感じていました。

 

試しに、全身へワセリン塗ってみました。

あれ!?っと、効果を実感し、主治医に相談し、ヘパリン類似物質入り油性クリームを処方頂き、

毎日、全身へ塗り続けました・・・・

 

2か月経た今、肌艶と血色良くなり、「石鹸で洗った後も」肌が水を撥水し、

疲労感が減って、なんと、食欲まで出てきて、体調が平準化しました。

 

「全身塗布」のアイデアを、心臓血管外科、循環器内科、遺伝診療科の先生方にお話ししましたら、

先生方、目を輝かせて頷かれ、次の診察日を、先生方が楽しみにして下さる様な、ご反応でした。

 

更に、2つの製薬メーカーの、水溶性タイプと、油分の多いタイプを処方頂き、試すことが出来ました。

私は、ヒルドイドより、持田製薬の方が、べたつかず使いやすく、効果を実感することが出来ました。