前回は、Taxiと名乗る黒いベンツに乗った後


様子がおかしいな、と思ったところまでのお話でした。


詳しくはこちらに書いてあります。



早速ではありますが続きです。

激昂

「近くの駅まで友達が来ているみたいだから、ここで降ろして下さい。」

嘘ではありましたが、このまま乗り続けるのは怖すぎると思い伝えました。



するとさっきまで気さくだった運転手が突然激昂。

しかし、私はリスニング力があまりないので何を言っているかよくわかりませんでした。

高額請求

何か言い換えそうとも思いましたが、なんせ英語話せないので何にも言葉が出ません。

運転手は車を止めて言いました。

300ドル払え。

なんと。
5分で300ドル。 

逃げようとも思いましたが、トランクにスーツケースを入れているので逃げることができません。

その間、運転手は怒鳴り続けてきます。

仕方なく私は300ドル払うことにしました。

まさかのチップ

すると運転手は300ドル渡した私にこう言いました。

チップがないじゃないか。

!!?
なんですと。
たしかにアメリカはチップの社会ではありますが
こんな時にも適用するのか!チップ!

チップとして100ドル払え!

チップに100ドル。
こんなやり方があるなんて。

ドルを持ち合わせていなかったので
「もうお金持ってない」と言うと

日本円なら持ってるだろ!それをだせ!

私は悩みました。
11,000円の日本円を持っていたのです。

1000円出すか、10000円出すか。

1000円出してバレたら何されるんだろう。
でも10000円も出したくない。

悩みに悩んだ末、私は安全を取りました。

すると運転手はトランクを空けて

へっへっへ、NYは高いんだぜ!

うまく言い返す英語が出てこないので何も言えません。

極寒の地に降り立つ

なんとか降ろしてもらえたのですが
降りたところは、何もない道。

時刻は22時過ぎ。気温はマイナス14℃

しぬ。早く駅に。。。
そこで私気付きました。

ドルないじゃん。

初めての出来事に興奮していてうまく頭が回転していません。加えて寒さがさらに脳を鈍らせます。

ドル持ってはいませんが駅に向かいました。
寒さが和らいだのですぐに現地のパートナー企業さんに連絡しました。

やられましたね。その場で私に電話して運転手と話ができていたらなんとかできていたかもしれません。
次なにかあったら電話して下さい。

海外に住んでいる日本人の方々は逞しい。
本当に自分の何倍、何十倍も苦労しながら逞しく生きている。

自分の情けなさにため息が出ました。

さて、パートナー企業さんは仕事が忙しく私がいるところには早くて2時間後しか来られないとのこと。

イエローキャブなんて一台も見当たりません。
どうしようかと考えていると、、、

現金がなくても呼び出して移動できる乗り物があるじゃないか。しかも今までよく使っている

Uber。。。

Uberってものすごく便利ですよね。

ようやくUberに乗り込んだ私。
安心して息をつぎましたが



まだ恐怖は終わってはいませんでした。


今回はここまでです!

最後まで読んでいただきありがとうございます😊

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