RIKUの心臓は両大血管右室起始症ではよく見られる、心室中隔欠損がありません。
なので卵円孔というところを開いておかなければならないとのことでした。
この卵円孔は胎内にいる時は誰でもあいているそうで、出生後だんだん閉じていくそうです。
RIKUはこの卵円孔(心房中隔)をカテーテルのバルーンで裂いてあげなければならないとの事でした。
裂くだけなので後に卵円孔が閉じてくることがあるそうですが→(実際閉じてきた時)、グレン手術の時には卵円孔のところを綺麗に切ってあげるそうです。
主治医の先生が書いてくれた図解です。
生後15日目でのカテーテルでした。
このカテーテルの術前説明では、死亡確率が1/500
その文字見ただけで辛かったです。
顔がパンパンで呼吸もハーハーと辛そうでしんどいのかずっと寝ていました。
相当しんどかっただろうに•••
カテーテル当日は早く病室に行きRIKUを抱っこしながら、絶対帰ってくるんだよ‼︎と念を送っていました。
カテ室から呼ばれ、まずは麻酔科医の説明。
その後RIKUをカテ室へ送り出し。
今では、いってらっしゃい‼︎って送り出していますがこの時は、辛くて涙が出そうでした。
もし、これが最後になってしまったら•••と思ってしまう私もいました。
しかし、先生方を信じて送り出しました。
終わるまでソワソワし気持ちが落ち着きませんでした。
その後3時間半程で終了したと呼び出しがあった時はホッとしました。
終了までの時間がとてつもなく長く感じました。
RIKUに会う前に主治医の先生に結果をお話いただき、BASは成功し卵円孔もしっかり空いたとのこと。
しかし、熱が出て目が真っ赤に。
1時間程で熱は下がりました。
そしてこの後驚きなのは、次の日バンディングのオペをしませんか?との、ことでした。
明日予定の患者さんが熱が出て、オペに空きが出たようでした。
かなりビックリしましたが、RIKUが楽になるならばとお願いしました。
この後RIKUに会い顔を見た後、執刀の心臓外科の先生からの説明でした。
私たちにとってとても目まぐるしい日になりました。
が、RIKUが頑張ったこと、先生方のおかげで今日もRIKUの笑顔が見れる事に感謝です。
また、バンディングも記事にしていきます。