その戦いをどう表現したらいいだろう、マクロの視点とミクロの視点
どちらも同時に認識でる

それに複数の戦線も同時に認識できるなんて俺の処理能力を遙かにオーバーしている

そのことを告げると

「大丈夫よ、すぐに慣れて・・・違うわね、追いついてくるようになるわ」

エル、その根拠は何なんだい?

「そうね、1つは貴方が私達のマスターであることよ」

ん? ん?

「この間も話したでしょ?エルフリーデとシャオシャオと私の3人は特別なのって
その私達のマスターに選ばれたキミが特別で無い訳が無いでしょう?」

う~ん、根拠になっていないような気がするんだが・・・

まあいい、そのうち慣れてくるんだな?

「そうだよ、どこかに意識を集中して観ようとしてみて」

シャオに言われるまま戦場の1つに意識を向ける

全体の勢力図、個々の戦闘、全てが鮮明に頭の中に浮かんで来る

「どれか1つに絞らないで風景を観るようにして、そうすれば混乱しにくいから」

ううっ、難しいな・・・ん?危ないアヴェンハルト!

そう感じる束の間、アヴェンハルトが攻撃を回避する

「助かったよ、有難う」

「ほら、御覧なさい意識しないで力を使い始めているでしょう?そのうち私達にも指示を出せるようになるわ」

その言葉よりも自分の認識力の拡大に戸惑うばかりの俺だった
普段はブラックバスを狙っているのだが、昔(40年前後前)は祖父にヘラを仕込まれまして

自宅のそばで小魚(小鮒、クチボソ等)が釣れるポイントが有り、そこに通っているお爺さんと仲良くなって話をするうちに久しぶりにやりたくなったので通販で安い竿と仕掛けを購入してしまった

リールを使わない釣りは本当に久しぶりだからワクワクしている(≧◇≦)

ヘラとは違う合わせが必要との事、週末が楽しみだ~
 ちょっと待て、旧世代の創生主を倒す!?

聞いてないぞそんなこと・・・、いや、そんな期待に満ちた視線を向けられても困るんだが

これから始まる戦いの目標を聞かされた俺の頭をよぎったのはこんなセリフだった

何も分からず召喚されパートナーを決めろと言われた時よりも遙かに大きな衝撃で頭がクラクラする

3人の中では1番まともな考え方が出来るであろうエルフリーデさえ

「大丈夫、準備は万端だし何より今回は貴方が居るから」

などと言っている始末だから他の2人の意見は推して知るべしだ

 この間のクリスタルドラゴン騒動で大概の事では驚かない自信は有ったのだが、まさか創生主とは・・・

創生主っていや神様みたいなもんだろ? そんなの倒せるのか?俺の問いに

「さっきのシャオ達の話、聞いてなかった?」

いや、聞いては居たんだが、そもそも俺はこの世界の住人じゃ無いし

戦いはエルやローゼに任せっぱなしだったんだぞ?そんなんで大丈夫だと本気で思ってるのか?シャオ??

「もう!男なんでしょ?しっかりしなさい!まったく・・・」

ローゼ、男だからって言われても出来ることと出来ないことが有るんだよ

「私のパートナーなんでしょう?自信を持ちなさい、キミ」

ううっ、有り難くて涙が出るよローゼ

「ズルい、シャオのパートナーなんだよ!」

エル、2人が言い争っている間に俺にすり寄って来るのは何故かな?

 本当に勝算は有るんだな?で、どうしても俺の存在が必要なんだな?

問いかけに力強く頷く3人

分かった、何が有ってもお前達を信じるってあの時決めたんだ、チョットばかり話が大きくなっただけで何時もと何も変わらないんだろう

こうして俺は創生主とやらを倒す戦いの中心(?)となる決心をしたのだった


to be continue