和尚曰く、

「結局のところ人間は、自分のことにしか興味ないんだよ」と。


原子力発電所の事故も、地震も、津波も、たくさんの人が死んだということも、「他人事」なら簡単に忘れられる。津波で3万人が一度に死んだと言われるよりも、自分の親戚が死んだと言われたときの方がショックが大きいし、忘れたくても忘れられない。

セッションをしてたって、その場に参加せず、他人事だと思ってたら頭に入ってこない。

だけど、その場と一体になるということは、とても勇気がいることだ。大切なものが増えるということは、手間暇が増えたり傷つくことも増えるということだから。

人は大切なものができて、大好きなものができて、幸せの絶頂から急転直下で叩き落とされた時、「自分の殻」に閉じこもる。

無条件で誰でも受け入れていたのに、相手と自分は一つだと思っていたのに、裏切られ、だまされ、人を信じられなくなる。そうして、ケチくさい人間になっていく。

「なんでこんなことをやらなければいけないの? 」
「何のためにこんなことをするのか意味が分からない」
「やりたくない」、「めんどうくさい」、「つまらない」
こういう言葉ばかり使うようになる。

「原子力について考えよう」 → 「つまらない」(何のためにそんなことするのか分からないし)
「太陽について考えよう」 → 「めんどうくさい」(そんな労力使って何かいいことあるの?)
みたいな。

「これやってみよう! 」 → 「やったことないからイヤ」
「あそこに行ってみよう! 」 → 「行ったことないからイヤ」
損したくない、傷つきたくないと思ったら世界はどんどん狭くなる。
狭くなれば狭くなるほど「つまらなくなる」んだ。

だから、逆に誘われたら全部「YES」って言っていけば、大冒険がはじまる(笑)
「内山節に会いに行こう! 」って言われて、「誰だよ内山って」って思うんじゃなくて、「YES」と。
そうすると ↓ みたいになる・・・(かもね!) 
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ストーリー:いつもいつも答えは「NO」だった男カール・アレンが「イエス」といえば彼の人生がすべて変わると言われ、挑むはめになる。(見所:ズ―イー・デシャネル)


って、余談に入って本論忘れた。

だから、つまり、「自分のこととして考えてみたらいいんじゃない? 」と誘ってみたわけです。

・・・返事は?(笑)