姉が死を迎えようとしています。


彼女は私が何か必要になったときはいつも、そこにいてくれました。


今度は彼女が私を必要としているのですが、私はまったく無力に感じます。



誰かを愛しているときはいつも、


あなたはまったく無力なのを感じる。



それが愛の苦悩だ。



自分にできることは

何なのかが感じ取れないのだ。


あなたは何でもしてあげたい、


恋人や愛する人に全宇宙をあげたい、




だが、何ができるかね? 



もし、あれこれできると思っていたら、



あなたはまだ愛の関係にはない。



愛はとても無力だ、


完全に無力だが、


その無力さが美しさなのだ。


なぜなら、


その無力さの中で


あなたは明け渡しているからだ。


誰かを愛していると、


あなたは完全に無力だ。



なぜなら、

あなたにできることが何かあるかね? 


できることは何であれ、


取るに足らず、無意味に思える。


けっして十分ではない。


何もできないし、


何もできないと感じると、


自分は無力だと感じる


何でもしたいと思っても


何もできないと感じると、


マインドは止まる。


この無力さの中で、


明け渡しが起こる。



あなたは空っぽだ。



Osho



他者による刺激や承認がなければ


窒息しそうな


見せるための愛


私の魔力で


私の力で


「愛」を


他人の愛までも


どうにかできると思ってしまう


マインドの幻想



よくよく観察してみるといい。



自らが飢えているがゆえの


「愛」を売り物にする茶番狂言の数々を。