7回「とりあえず駆け足でゴスペルをやってみよう!」という企画で多数ご参加下さいましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
7回ですからレッスン自体は大忙しでした。
個人練習を有効にと思ってこのブログを書いてみましたが、
7回のうち5回目までは歌手のメンタル面をご紹介させていただきました。
あまり音楽の話が出て来なかったのは意外ではなかったのではないでしょうか?
(スポーツの話が多かったと思います。)
それはメンタルを扱うのが芸術の分野だからです。
心技体の中でも9割は「心」だと思ってください。
ですから「心意気」というエネルギーが結果に大きく反映されます。
プロはテンションの上げ下げを最大限、大きな幅やってきますからねー。
7回のレッスンで豹変するような生徒さんがいましたらその方が驚きです。
お互いの顔を覚えて、だいたいの人を覚えて、さてそれでは試してみるか・・・と気持ちを整えるのに慣れて来て、そろそろかあ?というあたりではなかったでしょうか?
それでもとにかく先に詰め込んでおきたかったのがこのブログの内容でした。
今後どういうかたちであっても音楽と触れる際は是非今回の経験を活かしていただければと思います。
音楽はいつでもあなたの横で膝を抱えて座っています(はだしです)。
さて最終回の今回のテーマはリズムを中心にまとめていきます。
表拍と裏拍ということばから入ります。
You Made A Wayで説明しますと、
You とA が表拍でMade とWayが裏拍と言います。
歌っている側も聴いている側も認識しやすいのが表拍です。
足が地面をキックした瞬間です。
「ドンッ!」という響きがします。
裏拍というのは「キン!」とか「コン!」とかといった軽い音がはいると調子が良くなります。
「Fire」を聴いてみると・・・
表拍にバスドラという大太鼓が鳴っていて、裏拍にはハイハットという小さいシンバルを2枚重ねたものが(「チッ!」という音が)鳴っています。
「最終回のレッスンで表拍と裏拍どちらが好きですかー?」という質問をしてみました。
答えは、どちらでもいいし、場合によって変わるものです。
ただその「裏拍」も「表拍」と同じ時間幅です。
演奏の器用さに差があってはならないものなはず!
試しにYou Made A Wayの表拍をおちゃわんを叩いて、裏拍をコップ叩いて1曲流して歌ってみて下さい。Bメロに来ると大抵出来なくなるわけですよ。
まあそれはそのうちでいいんです。(笑)
ただその裏拍と表拍の存在(音楽の番地情報)を知っていただき、時々裏拍がカッコいい場面があったら、その格好良さを内面から引き出して欲しいと思います。
例えばYou Made A Wayの「Way」のところです。
ここは勢いをつけて!放り投げるように歌ってくださいね。
でもそこであわてて足を踏んじゃわないように注意です!
そう裏拍は足を振み込むために上体をそり上げる場面です。
息を吸う等の準備に使われることの多い場所です。
ここで最終回ライブ前日のアドバイスをひとつ!
息を吸う時に笑顔で吸ってみましょう。
すると次のフレーズが笑顔からスタートになります!
ブレスの位置は裏拍が多いですから、自然に裏拍にパッと花が咲いたような感じになるでしょう。
これでググッとプロのスマイルの量に近づけると思います!
ブログまとめ
7回レッスンの進行に合わせて少しずつブログを更新させて行きました。
レッスンでは技術面、9割大事だというメンタル面はブログに示しておきました。
最初はみなさん耳に手をあてておられ、耳がご不自由なんなのかと思いました。
それがひとりへりふたりへり、「あー、みんなブログ読んでくれてるなーっ」て思っていました。耳から手が離れるだけでなく、譜面を捨てたかと思えば素敵な笑顔が見られてね、きっとこんなやり方の方が柔らかく伝わるかなと思いましたがいかがでしたでしょうか?最後の方は講師がテンパってしまいましたが、もうすっかり調子取り戻しております。お気に入りでしたら是非、来年もお続け下さりますようよろしくお願いいたします。MIGHTYメンバー一同お待ち申しております!
さて、後は本番まで風邪など気をつけましょー!
さし色買いに行かなくちゃ?吉祥寺をどっかさまよってみっか!
当日は集合時間に厳守ということで(笑)がんばろうっ!
