Splendid Small World -3ページ目

Splendid Small World

Some people feel the rain. Others just get wet.
- Bob Marley -

という訳で。
好きにに生きて、趣味とかやって、酒飲んで。
たまに雨を感じられる人生が最高な訳です

 

 

3月、某日。

 

さて。

ニキシー管を注文したのはいいのですが、ニキシー管って、どうやって使うんだろ?

どーせ到着までしばらく時間がかかるのだろうし、その間に少し勉強しておかなきゃね。

ということで、ニキシー管、それも、今回手に入れた旧ソ連製IN-18の情報を探すことにします。


調べなければいけないことは、

1.ニキシー管が動作する電圧

2.ニキシー管に流す電流

3.どのピンに+の電圧を掛ければよいか(アノードピンの番号と位置)

4.どのピンを0V(GND)に繋ぐとどの数字が光るか(カソードピンの番号と位置)

です。

 

本当に便利な世の中になったもので、ネットを検索すると、たくさんの情報が出てきます。

特にhttp://www.tube-tester.com/sites/nixie/dat_arch.htmさんのデータシートアーカイブは役に立ちました。

ここには、ほとんど世界中の表示管に関するデータシートがアーカイブされています。

 

その中から、IN-18のデータシートを引っ張り出してきて、読んでみました。

ロシア語なんか読めねぇよ、と思ったのですが、幸いなことにIN-18については、英語のデータシートが付属してくれていたので、どうにか内容を理解することができました。

 

で、件のデータシート

http://www.tube-tester.com/sites/nixie/dat_arch/IN-18_03.pdf

によると、

 

ピンの配置(ピンアサイン)は

  1. N/C
  2. カソード「4」
  3. カソード「5」
  4. アノード
  5. カソード「6」
  6. カソード「7」
  7. カソード「3」
  8. N/C
  9. カソード「8」
  10. カソード「2」
  11. カソード「1」
  12. アノード
  13. カソード「0」
  14. カソード「9」

となっている、と。ほうほう、なるほどなるほど。

アノードにかける電圧は直流170Vまで。

電流は4mA、と書いてあります。

 

で、どのピンが1番でどのピンが14番なのかっていうのは、

http://www.tube-tester.com/sites/nixie/dat_arch/IN-18_04.pdf

こっちのシートに書いてありました。

どうやら、ピンの間が開いている方を左側に見たときの上(奥)側が1番ピンの様です。

なるほどなるほど。

 

少なくとも、この通りに接続してあげれば、壊れてない限りニキシー管は点灯するハズです。

 

 

・・・・

 

 

それにしても、直流170Vってすごい電圧。

ちょっと扱いを間違えたら、冗談ではなくほんとうに死ねます。

設計はともかく、テストと実際の組み立てには最新の注意を払う必要があります。

 

次は、この170vの電圧をどうやって手に入れるかです。

家庭用のAC100Vからトランスで変圧して整流する?

いやいやもうちょっとスマートな方法があるんじゃないの?

 

ありました。

 

ネットを検索すると、ニキシー管にも使えそうな小型の電源が色々見つかるのです。

aitendoさんのページに

http://www.aitendo.com/product/16460

こんな電源モジュールを発見しました。

 

12Vの直流電源を接続すると、最大250Vまで電圧を上げてくれる様です。

出力も10mAくらい取れる様ですので、テストするにはぴったりです。

 

しかも幸いなことに、aitendoさんは自宅から徒歩15分圏内という近さ。

aitendoさんは電子パーツ屋さんなのですが、この手のお店にしては珍しく、店員さんが全員若い女の子というのが特徴で、何回かメディアにも取り上げられたことがあるみたいです。

早速お店に行って直接購入してきました。

もちろん可愛い店員さんに鼻の下を伸ばしながらです。

 

あとはこれを、ACアダプターなどで作った12vの直流に接続すれば、170vの直流が取り出せるハズ。

おけ。

 

時計までのみちのり、意外と遠いぞこれ。

そんなことにようやく気がついた日の話。

 

 

つづく


 

春、某日。

 

 

2019年の2月に、今の部屋に引っ越しまして。

 

ようやく引っ越し荷物も片付いて、新しい部屋でボケーっとしていた3月のある日、ウチには時計がない、ということに気づきました。

そら買ってないもんな。ないよ。

 

せっかく引っ越したわけですし、部屋がすっきりしているのは今だけだろうし、気に入った時計を置きたいと色々探してみたのですが、なかなかコレってのは見つからないものです。

 

で、ネットを徘徊しているうちに見つけたのが、ニキシー管時計だったわけです。

 

 

※画像はmillclock.com様より拝借

 

「おぉ、いいじゃない。CooLだよ!コレ欲しい!」

 

と思ったのですが、こちらの時計、お値段$999。

1$を108円で換算すると107,892円!ひぃ。

 

いやいや、そりゃオサレだけども。

流石に時計に11万円近く払うのはどうなのよ。

ウチにゃそんな余り金なんてねぇよ。はい次!

 

と、一度は諦めたのですが、ニキシー管時計に匹敵するインパクトがある時計を結局見つけることは結局できませんでした。。

 

高くて買えない。

でもほしい。

 

宜しい、ならば作ってみようではないか。

 

DIYだよ明智くん。(満島ひかりかわぇぇ)

という事で、ニキシー管時計の自作に踏み切りました。

 

探してみると、自作用のキットも海外のサイトではそれなりに販売されているようです。

はじめのうちはそれもいっかなー、とおもったのですが、完成品と違って部品で売られているキットは、僅かながら組み立ての自由度が上がります。

そうすると途端に、あれが欲しいだのコレがこーじゃなきゃ嫌だと文句をつけたくなるのが人情ってもんです。

 

キットとはいえ、人様の設計したものです。

自分の思う通りじゃないのはどんなものでも当たり前。

 

でもね、こんなのとか、こーいう機能とか欲しいんだよ。

けど、ない。

でもほしい。

 

宜しい、ならば作ってみようではないか。

 

DIYだよ明智くん。(満島ひかりかわえぇ。大事なことなのでry)

そんなわけで、どうせなら自由気ままにやってみるか、という事で、スクラッチしてみることにしました。

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

ニキシー管。

 

何はさておき、ニキシー管時計ですから、ニキシー管を手に入れるところから手をつけてみました。

さてどうやって手に入れるか。

少なくとも、近くのヨドバシカメラには売ってません。

 

そもそもニキシー管とは何か。

 

1950年代から1980年代にかけてよく使われた表示装置で、真空管のような構造をしています。

数字をかたどった陰極と、メッシュ構造の陽極が、真空にわずかなネオンやアルゴンが封入された菅の中に組み込まれていて、陽極とそれぞれの数字に接続されている陰極に電圧を掛けると、数字の周りにオレンジ色のグロー放電が起きて、あの雰囲気のある表示となるもの・・・らしいです。

 

で、そのニキシー管ですが、最初はネットだったら手に入んだろー、と思い、Amazonでポチろうとしたのですが、欲しい大きさのニキシー管は売ってません。

楽天にも売ってません。

ヤフオクにもメルカリにも売ってない・・・なんでや。

 

どうやらニキシー管は、1990年代にはほぼ全てのメーカーが製造をやめていて、今手に入るのは中古かデットストック品のみなのだとか。

なるほどお値段がお高くて、なかなか売ってないのも納得です。

 

しかし、世の中あるところにはあるもんです。

日本語のページを諦めて、ebay.comで探してみると、ロシア、主にウクライナのセラーさんから、それなりの数のニキシー管が出品されています。

その中でも、形状が一番かっこいいと思った旧ソビエト連邦製の大型ニキシー管、IN-18が気に入ったのでポチりました。

 

 

※画像はebay.comより拝借

 

ソビエト連邦ですよ、ソ連!

CCCPですよ、槌と鎌ですよ、鉄のカーテンですよ!

もうね、ロマンがあります。

というか、浪漫しかありません。

と、テンション高くポチりました。

 

時計表示として、時、分、秒が欲しかったので、6管のご注文。

当時のお値段が6管で24,000円だったので、1管あたり4,000円。

この時点でもはや後戻り不可、その辺の壁掛け時計なら10個は軽く買える資金を投入してしまったことになります。

予備のニキシー管もないので、失敗も不可。

 

もちろん当時の私は、なかなか買えなかったモノが買えた達成感と、”旧ソ連製”というパワーワードに夢中で、お値段にもたっぷり浪漫が含まれている事なんかすっかり忘れていたのですが。

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

好きなことを好きな様に書いていこうと思います。

 

趣味の話がメインになるのかな。

 

まぁ、のんびりゆっくりダラダラと。