先週の今日のお昼頃、『おばあちゃんがそろそろ危ない。』と連絡があったと思ったら、その夜には『おばあちゃんが亡くなった。』と改めて連絡があった。

次の日、朝から実家へ。
その夜は線香を絶やさぬように兄妹三人で見守り、その後通夜の会場へと向かった。通夜を終え、一旦帰宅したら息子が発熱。翌日の葬儀をなんとかやり終えて実家に帰ったら今度は娘が発熱。

慌ただしくおばあちゃんの葬儀を駆け抜け、へとへとになりながら約5時間かけて自宅に到着。

とにかく大変だった。

おばあちゃんを偲ぶ余裕がなかった。


自宅に帰る前に綺麗に片付けられたおばあちゃんの部屋で、おばあちゃんが生前使ってた数珠のブレスレットをもらってきた。

おばあちゃんは行ってた鍼療院や施設なんかで、ことあるごとに

『孫が東京で役者をやってるんだわ。
なにやっとるかはわたしはよく知らんけどね、なんかそういうことやっとるらしいんだわ。』

と言ってたと、母から聞いたことをその数珠を見て思い出した。