どうも。これがはじめての投稿です。では早速。

謎の語り手:突如伝承を語る謎めいた人 ♂

旅人:迷子になり謎の語り手と会う ♀

アール:騎士の少年 ♂

フィアル:街の歌姫 ♀

王:エレメーナルの王 ♂

ビリジアン:アールの戦友 ♂

魔女:王に派遣された魔女 ♀

※アールと謎の語り手は同じ人が演じてください。

↓↓↓↓↓ここから台本↓↓↓↓↓


「旅人「えぇと...此処は何処だ?あ...すいません。」

謎の語り手「なんでしょう?」

旅人「実は私、迷子になりまして此処が何処だがわからないんですよ。」

謎の語り手「此処はエレメーナルという街です。まぁ...普通に平和な街です。...ふぅむ...」

旅人「普通と言われても...ってどうなさいました。」

謎の語り手「あぁ、失礼。少々考え事を。というか貴女は旅人で?しかも女性と...」

旅人「ご名答。その通りです。ぶらぶらしてたら此処にいました...」

謎の語り手「そうなんですね。あぁそうだ。唐突だがこの街の伝承とか気になったりしません?」

旅人「聞けるなら是非とも...」

謎の語り手「ありがとうございます。では早速...1人と999人の戦争という物語でして...」

(間をあける)

王「アールよ。この街は悪魔が多数出現しておる。そして君はよく戦った。だが...もう大丈夫だ。儂は一人の魔女を雇った。その魔女は儂等に協力し、悪魔の壊滅を約束したのだよ。だからもう休むのだ。」

アール「本当ですか!?ではこの街は平和に!?」

王「その通りだ。話は済んだ。もう行ってよいぞ。」

アール「では失礼します。(少し間をあける)やった。王も良い決断をして下さった...これで...!」

ビリジアン「よぉアール。やッッッッッッと街も平和になるな!」

アール「やっとこれで休めるよ...」

ビリジアン「んまそうだけど...ここだけの話...平和にするには生け贄が必要らしいぜ...?」

アール「マジで...?怖いわソレ...。まぁ...どっかのおこちゃま老人だろう?」

ビリジアン「やめろwwwソレ王様のことだろ?www」

アール「正解wwwまぁ王様じゃなくともどっかの老人だろう。」

ビリジアン「だといいけど。んじゃ俺はまだ仕事があるんでこの辺で。またな。」

アール「おうよ。...うわぁ...嫌なこと聞いちゃったなぁ...さてと...俺は帰るか...強大な魔法には生け贄が必要か...そりゃそうか........ってん?人...だよな...ってしかも可愛いし...コホン。あのぉダイジョブですか?生きてますかぁ?こんなとこで寝てると風邪引きますよ?...............まさかの...気絶?...看病するか...」

(間をあける)

フィアル「...此処は?」

アール「起きたようだね?此処は僕の家だよ。体調は?」

フィアル「普通にだけど...」

アール「なら良かった。僕はアール。王の下で騎士をやってる。君は丘に倒れてたんだよ。」

フィアル「倒れてた...あぁそうか...アイツ等に追いかけられてて.. 」

アール「...?」

フィアル「いいえ何でもないわ。私はフィアル。よろし」

アール「(間髪を入れずに)フィ...フィアル!?え??あの歌姫!?」

フィアル「そんなに驚くことかしら。だけど助けてくれてありがとう。ちょっと相談したいことが...」

アール「何ッッ?」

フィアル「幾日か泊めてくれないかしら?」

アール「いいですよ。」

フィアル「ありがとう。でもまだ疲れてるみたい。私寝るわね?おやすみ。」

(間をあける)

旅人「ここまではなんかいいですね。」

謎の語り手「まぁ...これからですよ。えぇと...こうして二人は仲良くなり恋に落ちた。しかし王が少年の家に訪れ悲劇は始まる...」

(間をあける)

王「アールはいるか?」

アール「なんでしょう?」

フィアル「アール...開けないで?」

アール「どうして?」

フィアル「....開けないで。」

王「儂を入れるのだ。」

アール「今は都合が悪いです。」

王「どうしてだ?」

アール「....」

王「何故黙る。入るぞ?」

アール「駄目です!」

王「おい!開けろ‼ッタク!この!フンッ!」

アール「うわぁ!」

王「やはりいたかフィアル!さぁ来るのだ!」

フィアル「やめてください!離してください!生け贄なんて嫌です!アール助けて!」

アール「生け贄!?離せ!早く離せ!さもないと殺すぞ!」

ビリジアン「アール!諦めろよ!くそ!足掻くな!アール!」

アール「うるせぇ!離せよ!どけよ!」

ビリジアン「諦めろよ!もうアイツが生け贄なんだよ!助けらんねぇんだよ!」

アール「うるせいっつてんだろ!おい離せ!フィアル!何で黙ってたんだよ!」

フィアル「アールを心配させたくなかった...今までありがとう。さよならアール...」

アール「フィアルーーー!!」

ビリジアン「クッ...アールゴメンよ...じゃあな。」

アール「何でよ...何でフィアルが生け贄に...?可笑しいよ...そんなわけないよね...大切な人が生け贄.. 何で?...何で何で何で...?ふざけるな...ふざけるな...!ふざけるなッッッッッ!!!街の命なんて知らねぇ‼今いくぞフィアル!」

(間をあける)

王「待たせたな。魔女よ。今ビリジアンが十字架に縛り付けてる最中だ。」

魔女「あぁ王よ...エレメーナルの王よ!この街に富を与えてやろう!よく私に誓った...これでこの街は平和にッッ!」

ビリジアン「王...用意ができました。」

魔女「では始めようぞ!」

(間をあける)

旅人「成る程...これで少年が助けると?」

謎の語り手「さぁ?うぅんと...フィアルを連れ去られた少年は助ける為に走り出した。」

アール「待っていてくれ...!フィアルのことだけを思え!救え...救うんだ!庶民の命なんて関係ない...自分を貫けッッッッッ!生きていてくれよ...」

(間をあける)

魔女「この地を支配する力を!永遠の力と富を!神よ!共鳴せよ!
生け贄をよこせ 飢えた肉体でむさぼり食う 罪人を護り 世界を潰す。1人の姫の血を啜りむさぼり喰らい賜え!!魔神よ来たれや!魔神よ来た...」

アール「待てッッッ!フィアルを解放しろ‼」

フィアル「アール...アール...助けて...」

ビリジアン「絶対来ると思ったよ。でもさぁ...考えてみ⁉アイツ一人殺せば残りの庶民が助かるんだぜ⁉」

アール「黙れ!僕はフィアルが必要なんだ!フィアルが大好きなんだ!愛してるんだ!フィアルは死なせねぇ‼」

魔女「...来たれや!魔神よ来たれや!魔神よ来たれや..」

アール「やめろ!やめるんだ!フィアル助けてやる!ビリジアン離せ!」

ビリジアン「仕方ないだろ!諦めろよ!わかってくれ!」

アール「離さないと殺すぞ!」

ビリジアン「殺されてもいいからわかってくれよ!」

魔女「魔神よ来たれや!魔神よ来たれや!魔神よ来たれや!さぁ...皆のものよ!時はきた‼王よ...この刀で切り殺せ!」

アール「クソ!死ね!ビリジアン!」

ビリジアン「お前....悪魔...かよぉ...」

アール「クッ...」

王「さぁ皆のもの!栄光を今こそ!」

アール「王よ!王も死ぬがいい!!」

(間をあける)

魔女「ほう...王は死にながらも姫を切ったぞ...この傷なら死ぬぞ!皆のもの!富は放たれたぞ!」

フィアル「アール...」

アール「フィアル...」

フィアル「アール...ありがとう...私も愛してるよ...この愛は永遠...に...」

アール「フィアル...フィアル...フィアルーーーー‼」

(間をあける)

謎の語り手「これでこの街は平和になった。これが伝承だ。」

旅人「成る程...感動ではありませんか。では私は旅の途中...そういえば貴方は誰ですか?」

謎の語り手「私は...アールです。」

ーー完ーー