外をぼんやり眺めていたら無性に飛び出したくなったんだ

だけど現実の僕はそんなことしない



メガネを直して教科書をきっちり開いてシャープペンをカシャカシャ

黒板の文字をすみからすみまで書きとめろ

ほら最後の一行これを書いたら終わりのはず



自由になる 羽を広げて 真実を見失うな…

うん?これってノートに書く言葉?



走り出せ 走り出せ 心はそう叫んでる…

うっ!これって誰かが書いたいたずらか



思わず挙動不審なくらい周りを見た

どうしたみんな?どうしてあんな黒板の文字を必死に写してるんだ

意味無いだろ 机に座ってちゃまるで意味のない言葉だろ



窓の外 なにが見える 君の勇気と 好奇心と 

ねぇ…今なんじゃない



うぉ、黒板が話しかけてくる もう限界 

両手で窓を押し開き僕は授業を放棄する 

高く高くジャンプして心のままに夢に向かって…

なにがあるの 何処へ行くの 君は誰



アイイロ夜空に虹がかかる 星の雨をかいくぐり必死で草原を走る

お先に失礼 僕は行くよ

ごめんね きみを待ってはいられないだ



だって時計を持ったウサギが待ってるんだ

トランプの衛兵にペンキで赤く染まったつるバラ

どこかで見た?誰かに聞いた?



そこに見えるは巨大な…ゴジラか!ガンダムか

ここは何処 ここは何処 迷い込んだパラレルワールド

僕の夢 僕の自由 僕の未来は果てなく続く

雲を走るみたいに いい気持ち……



「こら~゚・゚*・(゚O゚(☆○=(`◇´*)o   !!
悪魔の叫び声と突然の攻撃

いたっ…頭をなでながら起き上がる



「授業中に寝てんじゃないヾ(▼ヘ▼;) 」

目の前には教科書を丸めた先生が立っていた。



ゴジラとウサギが…言いかけてわれに返る

教室中から湧き上がるどよめきとクスクス笑いに

今すぐ窓の外ににげたくなるよね



えへへ…笑ってごまかしたけど

本当にあるかもよパラレルワールド



信じたものだけが導いてもらえる きっとそう

窓の外にウサギがいたら

ご用心
 


 
  イヒ( ̄▽+ ̄*)