バシッ!
突然頭に衝撃が走って僕は目が覚めた。
こら高橋。居眠りするな!
その瞬間教室に大きな笑い声が生まれた。
左手に持った教科書を右手の平にポンポンと弾かせながらその盛り上がりに、どや顔で教壇へ戻っていく先生。
はいはい静かに静かに。笑ってる奴も課題は書けたのか?
そう言われると皆は静かに机に向かい出した。
そうだった。今は五時間目、歴史の授業中だった。
僕は窓際の席で今日は天気もよく、日の光が差し込み授業中にも拘らず居眠りをしてしまったようだ。
勿論課題は進んでいない。
何か課題のネタになればとまわりをキョロキョロと見回した。
黒板には先生の文字で未来の自分へ当てた手紙と書かれてあるだけで、何かネタになりそうなものは一つもなかった。
すると「いいか?未来の自分へだから未来ならいつでもいいんだぞ。明日でも一年後でも二十年後でも。」
授業の残り時間も少なくなってきたので、僕は思いきって明日の自分へと書き始めた。
ー明日の僕へー
明日の僕は元気ですか?
昨日の僕は元気です。
昨日は授業中に居眠りしてしまったから明日の僕は居眠りするなよ。
あと昨日の朝前から気になってた三組の川上さんの前で体育の授業中こけただろ?
すげー恥ずかしかったけどインパクトは大きかったと思うからそれがきっかけで、明日の朝門の前で挨拶とか出来たら嬉しいな。
あと明日の晩御飯はカレーがいいな。
最後に未来の預言者ぶって明日の僕を予言します。
明日、うんこを踏むでしょう。
おわり
書き終えて間もなくチャイムがなった。
先生は今日書いた手紙は大事にしろよ。大人になってから見直すとその時の感情や思い出が甦って面白いからな。と言って教室を後にした。
突然頭に衝撃が走って僕は目が覚めた。
こら高橋。居眠りするな!
その瞬間教室に大きな笑い声が生まれた。
左手に持った教科書を右手の平にポンポンと弾かせながらその盛り上がりに、どや顔で教壇へ戻っていく先生。
はいはい静かに静かに。笑ってる奴も課題は書けたのか?
そう言われると皆は静かに机に向かい出した。
そうだった。今は五時間目、歴史の授業中だった。
僕は窓際の席で今日は天気もよく、日の光が差し込み授業中にも拘らず居眠りをしてしまったようだ。
勿論課題は進んでいない。
何か課題のネタになればとまわりをキョロキョロと見回した。
黒板には先生の文字で未来の自分へ当てた手紙と書かれてあるだけで、何かネタになりそうなものは一つもなかった。
すると「いいか?未来の自分へだから未来ならいつでもいいんだぞ。明日でも一年後でも二十年後でも。」
授業の残り時間も少なくなってきたので、僕は思いきって明日の自分へと書き始めた。
ー明日の僕へー
明日の僕は元気ですか?
昨日の僕は元気です。
昨日は授業中に居眠りしてしまったから明日の僕は居眠りするなよ。
あと昨日の朝前から気になってた三組の川上さんの前で体育の授業中こけただろ?
すげー恥ずかしかったけどインパクトは大きかったと思うからそれがきっかけで、明日の朝門の前で挨拶とか出来たら嬉しいな。
あと明日の晩御飯はカレーがいいな。
最後に未来の預言者ぶって明日の僕を予言します。
明日、うんこを踏むでしょう。
おわり
書き終えて間もなくチャイムがなった。
先生は今日書いた手紙は大事にしろよ。大人になってから見直すとその時の感情や思い出が甦って面白いからな。と言って教室を後にした。