昨年は,駆け出しのhematologistとして,

色々な症例を担当させてもらい,よい経験となった.

そのうちの1つの症例をcase reportとして英文雑誌に投稿し,

幸いなことにすんなりとacceptしてもらった.


こうやって珍しい症例の経験は学術活動を通して報告し,

世界と知を共有しあうということは,とても重要なことだ.

という建前(?)もあるが,何はともあれ,

自分の名前がPubMedで検索した際に出てくるのはちょっとうれしい.

まぁ初回だけはこういう感傷もよいでしょうww

分子生物学の世界に飛び込んで3ヶ月が過ぎ,

少しずつ実験の手技に慣れ,自分の中である程度の流れを作れるようになってきた.

とは言ってもまだまだ序の口序二段.

つまらない失敗や,予期せぬデータに翻弄されながら,

3歩進んで2歩下がる日々を過ごしている.


両手を挙げて楽しい!ヽ(゜▽、゜)ノ というほどではないけれど,

少なくともDNAとタンパク質と細胞との格闘に吐き気は覚えないし,

実験三昧の日々も悪くはないと最近は思っている.

まずこの3年で,いやまず2年で,しっかり結果を残さねば.

その後はどうなるかわからないのでww

伊集院静さんの文章.


以前から,「機関車先生」など,伊集院さんの作品は好きだったが,

久しく読んでいなかった.

最近,新幹線に置いてあるフリーペーパーに,伊集院さんがコラムを毎月載せているのに気づき,

毎月はじめに新幹線に乗るのを楽しみにしている.

鉄道にまつわるエピソードと季節の話題を織り交ぜた2ページの文章なのだが,これが良い.

静寂の中に,ほのかに文章の香りが漂っている気がするのだ.


美しい日本語に接していると,自分が日本人で良かった気がする.