30歳乳がんになりました。

30歳乳がんになりました。

30歳夏 若年性乳がんになりました。

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先生に紙を渡されて説明を受けた。
専門用語が並んでいてパッと
見ただけでは私達には分からない。

先生に要約してください。とお願いしたら、
今までの検査では悪いか悪くないかの中間、より詳しくみたらちょっと良い方に針は振れたということだった。


てことは抗がん剤しないってこと?


ちょっと希望を持った私たちに、先生が説明をし始めた。
『年齢もあるし、抗がん剤したほうが…』

先生の説明は結果は決して悪いわけではないが、年齢のリスクを考えると抗がん剤したほうがいいということだった。


…先生、だったら、何のための再検査だったの…?
結果に関わらず、抗がん剤するって何?
もちろん抗がん剤しない決断にリスクがあるのも分かる、分かるけど、納得がいかない。


抗がん剤をすると卵巣が歳を取ると聞いていて、それが一番避けたいことだった。
卵巣保存までして、カラダ本体にダメージがきたら、ホルモン療法で5年間我慢してたのは意味がなくなる。そんなのはいやだ。


先生に『どうする?』と聞かれた。

私は『どうしても、じゃあやりましょう!とは言えないです。』


先生は『そっか…じゃあ僕の知ってる腫瘍専門の先生に会って話聞いてみる?』
と言って他の病院の先生を紹介してもらうことになった。


セカンドオピニオンは、しないと決めていたけど、急遽することになった。