やっとこうやって言葉におこす時間になったようです。

私の生きてきた足跡であり大きな一歩。




まずこれから話の軸になる私のことを書いてみます。


私は日本海側の小さな地方、三姉妹の末っ子としてクリスチャンホームの中で生まれ育ちました。(私以外の家族は洗礼を受けています)

幼少期から、周りの人や自分の家族でさえも自分とは少し感覚が違うんだなと何かと違和感を感じやすい人間でした。


保育園から中学校は、誰が嫌いとか何が嫌だとかではなく、集団の中にいるとただただ悲しくなる胸が苦しくなる子供でした。

行ったり行かなかったり、突然一ヶ月や二ヶ月休むなどなんとか誤魔化して卒業までたどり着き、そんな今までの世界から逃げるように選んだ遠い街の高校で私の第一のターニングポイントを迎えます。


高校一年生

拒食症、そしてうつ病。

それによって半閉鎖病棟への入院。

高校を転入。

今でこそ分かることですが

私の人生がやっと始まった時かもしれません。


その後、転入した高校での取り戻した青春や、大学生になり経験した何度目かの挫折、そして完全閉鎖病棟への入院。

マイナスからのスタート、家で何年かの時間を過ごし、同年代から遅れた社会人デビュー、そして27歳での上京。

ここまで書いて自分で眺めていると…すごい人生だなぁと他人事のように感じるのですが

でもまだまだ続いてしまいます笑


自分の可能性を教えてくれた東京時代は、確実に今の私を形作った時間でした。

厳しい修行をし手に入れた技のようなもの。

仕事での苦労を楽しいと思えた瞬間や、健全な人間関係、物質的にも目に映る全てが私を満たし成長させてくれました。

その中で突然目の前に現れた男性。


昔、親友の子にあなたは大恋愛すると思うんだよねぇ〜なんて言われていたのですが、数年後ほらやっぱりね!とその子に言われるような恋愛でした。

狭いのか広いのか分からないブラックボックスのような東京で出会い、何度もなんで?どうして私たちが…と思い闘った三年間。


男性のご両親は創価学会員でした。

私の両親がクリスチャンということはどういう恋愛になるのか。

まだ考えが大人と子供が半分の二人でも充分に分かったことでした。


決して出会ってはいけない、ましてや愛し合ってなんて絶対にいけません!そう堂々とどこかの何かに書いてくれてたらいいのになぁ…

でもきっとそうしていたって、同じように強烈に引き合ってしまう相手だったということも受け入れられた今があります。


このブログを始めようと決めたのも、

この彼とのことで振り返ることになる自分のこれまでの人生や、本来の自分の本質に気付けた過程、家族全体を見渡した時に感じた想いなどを含めた私の経験そのものが、

このような状況にいる方が苦しかったり何も見えずに自分の根本が揺らぎそうになった時、その何かの隙間を埋められるような、はたまた反面教師になるような、そんな言葉になればいいなと思いここに文字をおこしています。


そんな私の人生の足跡、そしてこれからの人生への新たな一歩を言葉という形にしてこの場所から始めてみようと思います。



2025.3.30