「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」
2018年 日本作品 100分
梅田ブルク7 11:35 ★★★★☆

監督=山口 恭平
脚本=下山 健人
出演=奥野  壮
      犬飼 貴丈
      押田  岳
      赤楚 衛二
      大東 駿介

ストーリーに、特異点にタイムトラベル、メタ構造まで取り入れていながら、良く纏めているなという印象です。
クライマックスでレジェンドライダー達がどういう理屈で揃うのかよくわからないですけど、とはいえレジェンド達が揃い踏みすると、それぞれの作品を見てきた思い出の蓄積があるので、細けえこたぁ、いいんだよ!ってなります。
もとより整合性は気にするつもりはないので、突っ込みどころ満載でも特に気にならないですしね。
アフレコ新撮の方以外もライブラリを使ってあって、各々の仮面ライダーの主人公たちが仮面ライダーに変身してると思わせてくれる演出で、各仮面ライダーが本人であると強調してあって好印象です。

仮面ライダーとは虚構なのか?きちんとそこに答えを見いだして、ファンに感謝を伝えるような作りに感じられて、平成仮面ライダーシリーズの総括としては良いと思います。

 

 

 

 

 

「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」
2018年 日本作品 100分
梅田ブルク7 13:45 ★★★★☆

監督=山口 恭平
脚本=下山 健人
出演=奥野  壮
      犬飼 貴丈
      押田  岳
      赤楚 衛二
      大東 駿介

2回目鑑賞
「仮面ライダージオウ」をガッツリメインに持ってくるとタイムジャッカーの設定が逆に枷になるなという懸念があったのですが、時間改変物の「仮面ライダージオウ」と世界再編物の「仮面ライダービルド」の組み合わせだったからこそ、本編のシナリオは「仮面ライダービルド」最終回のその後を軸に持ってきてあって、この辺りの構成は、時空を超え、時系列も超える、そんな脚本だから、下山健人氏単独じゃなく小林靖子女子の筆を絡ませた製作陣のファインプレーだと思います。

年上の弟を守る兄と年下の兄を助けに走る弟はドラマの中で上手く動いていて、冒頭の一人だけの写真のスライドと、エンディングの兄弟の写真のスライドに胸が熱くなります。

平成最後のライダー祭りを楽しめるので非常に満足できます。


そういえば、岡元次郎さんの久しぶりの仮面ライダー参戦は嬉しい限りですが、演じたのはキンタロスだけなのかな?
個人的には岡元次郎さんの演じる仮面ライダーが一番好きなので(^o^)