今回のご依頼はチタンパイプのガリ傷修理です(^^)

いつかこの注文が来るであろうと思っていた注文がきました。
いや、以前にも来たことあるような気はするが、打ち合わせしてると最終的にピカピカにしちゃおうってなっていたのかも知れない(゜o゜)

今回はチタンの梨地の感じ(素材のそのままの色味)が好きでガリ傷修理した後も素材のその感じに仕上がらないか?っという注文です。

ん~…ボカス感じでよければ…っという事で修理致します(;'∀')

持ち込まれたパイプはこれ

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画像だとわからないが少し凹んでいるので先ずは凹みを芯金で叩き出します。
そのあとにガリ傷をある程度仕上げて消します。

そうするとこんな感じ

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仕上げるとどうしてもゴールドの色味から仕上げたところだけ白っぽくなってしまいます。
なので皆さんじゃあピカピカにっといつもだとなるのですが、今回は元の色味に戻さなければいけないので…

仕上げた部分を一旦サンドブラストを当てて先ずはボカシました(^^)

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ボカシたけどまだパッと見でわかりますね。

なので近い色になるように少しだけ焼いてあげました。

最終的な仕上がりがこちら。

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普通の人なら言わなきゃわかんないレベルまでは戻せたかな?
いつもチタンを加工している人だとすぐわかっちゃうかもしれませんけど…

元に戻すって難しいのですよ(-_-;)

ご依頼頂きありがとうございました~(^^)/