レジリエンス(resilience)とは、
外的な衝撃にも、ぽきっと折れることなく、
立ち直ることのできる「しなやかな強さ」
のことです。 
「レ ジリエンス」とは、
もともとは「反発性」「弾力性」を示す
物理の用語でした。
 ここから、
「外からの力が加わっても、
また元の姿に戻れる力」
という意味で使 われるようになったのです。



これこれ、
ASDさんは適切適正なこの力を
発揮することが難しいのでは…と思ってきた。

とある専門のお医者さんのブログを
見つけて読んでみたら出てきた言葉。

発達障害の子供を育てるのに
最も難しいスキルなのでは…
と思う。
だって、
こだわりとか過敏とかフラッシュバックとか…
ゼロ百思考とか…
定型さんと比べたら
抵抗する材料
とんでもなく多いもんね。

ただ強く、ではなく
しなやかさのある強さ。
めっちゃ障害大きい。

知的障害があったり、
自閉が強すぎたりして、
障害者のカテゴリーに入る子供は、
親がものすごおく大変な思いをしながら、
これを獲得すべく
右往左往、試行錯誤して、
それに近いものを
個々の能力なりに作り上げていくのだろう。
幼い頃から取り組むからこそ。

だけど、社会に紛れて
一見ごく普通に生きてるけど、
うちの夫のように家庭内で、
あるいは、外のごく身近な人にだけ、
理不尽を撒き散らしてるASDさんたち、
このスキルを
子供の時代に身につけ損なったのではないかな。

その代わりに、
カサンドラのみなさんが
ここに書いてらっしゃるように、
記憶を無いものにしたり、
記憶を改ざんしたり、
(他にも色々ありそう…)
周りから見たらドン引くやり方で
自分を守る方法を身につける。

そして、うちの夫のような
出来上がりのASDおじさんに
固まってしまったら、
自分が折れなかったら生きていけない、
死ぬわもう…
くらいの状況に陥らなかったら、
もしくはそのリスクに気付かされなかったら、
そのまんま変わろうとしないんだろな。

そう考えたら、
理不尽な夫のこと、
イライラするより、
可哀想で大変だね…て緩んてくるんだよね。