「今日は平和だわ〜、静かだわ〜(笑)」

「ゆーじろー、お前もお前も(笑)」


すかさずしぃ君がツッコミを入れる


「でも入院初日に乱闘とかひくでしょ、ねぇ?ミィちゃん」


らっ…っ乱闘?!?!?!


聞き慣れてない言葉すぎて目と口をパクパクさせてしまう

わたしが返事に困っているとエマちゃんが助け舟を出してくれた



「ゆーじろー君としぃ君くらいです、そんなにケンカばかりしてるのは」


「でも俺ら仲良しだもん?なっ」


「ゲェ〜、掘られそう(笑)」


そう言って二人はゲラゲラ笑っていた…

やっぱりここは、頭がおかしい人が…

精神病院だもんな(⁠*⁠_⁠*⁠)


「ミィちゃん、二人のことは気にしないでね?」


まるちゃんはそう言って心配そうな顔をしていた…




だらだらと話していると話はなぜか身の上話に変わっていた


「でさ?俺の親がいうんよ、お前キチ●イだって。それでぶん殴ってくるワケ。 俺だって反抗するやん?痛いの嫌やけ、正当防衛やん?なのに精神科入れられたの俺のほう(笑)」


カラッと話すけど、ゆーじろー君のここまでの人生は壮絶だった…


「えー、オヤジは罰なし?」


「ありえんやろ?捕まりもせんのんで。結局警察も病院も俺がキチ●イって事にしたいのかよってまたキレちらかしたわ(笑)」


「早く家出なよ〜、家でたら楽だよ。一人暮らし最高🩷」


マキちゃんがそう言った


「別にうちは虐待とかなかったけど〜、心配性だから?干渉すごかったんだよね。門限5分超えるとお手伝いさんに近所探させたりとかしてたらしっ」


「お手伝いさん…?」


「ヨーロッパのメイドさんみたいな?でかけようとするとすぐパパが車で送るっていうから結構大きくなるまで電車とか乗ったことなかったし。デートとか行きにくいじゃん?パパの送迎だと。そうゆうとこダルくて〜」


話しだしたら止まらないマキちゃん

しかし、にこにこ顔で喋るマキちゃんの話をまるちゃんは対象的に困ったような顔で聞いていた


「構ってくれるだけマシ、マシ。俺眠いから部屋もどるわ〜」


しぃ君はそう言ってばっさり会話を切り捨てた

しぃ君がその場からはなれたあと、マキちゃんがとなりにやってきて耳元でコソコソと呟いた


「しぃ君は親から育児放棄されてたんだって、地雷踏んじゃったぁ」


「そろそろ寝る前の準備の時間だね、いこ?ミィちゃん。マキちゃんおやすみ」


多分まるちゃんに聞こえていたと思う

まるちゃんはそういうと、わたしを誘い病室にもどった