自分らしい最期を迎える
84歳の男性
肺癌を患い手術はしない
抗がん剤も体に合わないから止める
食欲がないけど、
点滴はどうも体に合わない…
そうやって
自分の体に向き合いながら
治療を選択してきた人
『いつ死んでもいいよ〜』
最近、その言葉が増えた…
強さ
弱さ
見え隠れする
もちろん、
最期を悟っている人の傍にいること
とても勇気がいるかもしれない
でも…きっと
ただ、いるだけで
いいのだと思う
看護師がいるだけで
安心なのだと思う
こうと決めたことに
揺らぎがあり変化があって
そうやって
迷いながらでも
日々生きていることの証しを
口に出し伝えること
小さな変化を語りながら
聞いてもらえる相手と共に
ただそれだけ
周りができること
自分の人生にふられたサイコロ
それが病気だとしても
命を奪う病気だとしても
ただ聞いてもらって
ただ受け止める
それが一番なのかな
一般病棟の中で
最期の時を迎える
恐れずに
傍にいる…からね
部屋から出るときに
『また来いよ〜』
いつもたくさん喋った後に
お決まりの挨拶
その日が来るまで…
人生の先輩から学ぶことを
吸収しながら…
看護師の仕事
とてもいい仕事(^^)
今日も笑顔で、
頑張りますか
ご訪問ありがとう
