ゆうきまさみ先生の作品。不老不死の“普通の人”が存在する世界での猟奇殺人事件物。不死者である「オキナガ」の社会内の位置付けがとても面白い。オキナガを事実上、一生閉じ込める収容所や差別の描写は、らい病患者に対する差別や収容所を基にしてるっぽい。旧日本軍内でのオキナガに対する人体実験や差別的扱いなどは、731部隊での人体実験や沖縄人に対する差別などがベースだと思う。ゆうき先生は「鉄腕バーディ」でもそうだったけど、基本的に旧軍の戦争犯罪などを史実として踏まえた描写があり、それが世界観をしっかりとしたものにしているように感じる。
設定上の疑問として、乳児のオキナガとかはいないのかな?とか。いてもすぐに日光で焼け死んじゃって生き残らないってことかな?まあ、いつまで経っても乳児のままとかだと育てる人がいなくなっちゃうか。
その他には、登場人物にちゃんと出てくるけど少女のオキナガ。処女厨ロリコンに監禁され、何度も何度も処女膜を破られる虐待話とかはさすがに凄惨すぎるか・・・。この辺、設定を膨らますといくらでも怖い話が出来そう・・・。

今から79年までに南京大虐殺が起きました。

色々論争があるようですが、ちょっとよくわかっていないので、まずは笠原十九司の「南京事件」を読んでみました。

 

 

世間で色々言われている南京大虐殺ですが、肯定派である笠原氏の同書は結構説得力ありますし、否定派の主張にもちょっとおかしな点があるようですね。
中国は南京で30万人の市民が殺害されたと言ってる、という否定派の意見もありますが、そもそもそんな主張はしていないようです。
南京には20万人しかいなかったから30万人殺害できるわけない、というのも虐殺された事件の範囲にいた人口は100万人以上いたようです。(20万人というのは南京の中のごく一部に設けられた安全区に逃げ込んだ避難民の数)

今度は否定派の本も読んで色々比べてみたいと思います。
 

今年の12月は真珠湾攻撃から75年でもありますね。