プラネタリウムをご存じない方は少ないでしょうが、行ってみたことはありますか?
 
 私は埼玉県に住んでいますが、県内だけでも何箇所かプラネタリウムが存在します。
 
 今日はそのひとつ、加須市の加須未来館に設置されているプラネタリウムを訪れてみました。利根川のほとり、風光明媚な場所に建てられた、まだ新しい施設でした。暖かい春の日差しのもと、ゆったりと水が流れ、遥かかなたまで関東平野が広がっています。もう少し空気が冷たいと赤城山や妙義山、秩父連山など周囲の山々がくっきりと見えるのでしょうけれど、きょうはその姿は霞んでいました。
 
 
 モダンな建物の端にあるドームの中で、投影が始まりました。ほんとうは子供向けのプログラムだったのですが、観客は私たち夫婦二人のみ!ということで、気を利かせた施設の方がプログラムを 「銀河鉄道の夜」 に変更してくださいました。最新型のデジタル映像とあって、すばらしく美しい画面です。桜の花が咲き乱れ、散っていく画面から始まり、白鳥が私たちを載せるように空に舞い上がると、川面を滑るように飛んでいきます。そして時刻は夕暮れ時、ススキが銀色になびく河原の向こうに鉄橋が見え、右手から蒸気機関車が懐かしい橙色の灯りを灯した客車を牽いて現れると、銀河鉄道の旅が始まります。・・・・・
 
 後は、ご自分で観覧なさって体験していただくのがよいと思います。とてもロマンティックで素敵なひとときを過ごさせてもらいました。星座の紹介は比較的少なく、それよりも観る人を異次元に誘ってくれる、不思議なプログラムでした。まだ保育園児の孫たちも、きっと気に入るのではないかと思いつつ、プラネタリウムを後にしました。