阿久根市長はいささか常識外れの人物ではあるが、堕落した地方政治への挑戦には期待できる面がある。

副市長総務課長に内部告発者登用したこと、平均して200万円も年収が高い公務員の給与を減額したこと。

市議会との対立やマスコミシャットダウン、専決処分、張り紙職員の「懲戒解雇などには小ヒットラーを感じるが。

実はヒットラーも最初は民主的な手続きでリーダーに選ばれたのである。

名古屋市長もそうだが、地方自治は二元代表制になっており、首長と議会が対立した場合には住民の民度が問われる。いずれにしても、リコールと再選挙の動向に注目したい。