カミングアウト | 生けるとこまで

生けるとこまで

負けないもん!

今日は、野球で一緒してる友達ママと、二人でカラオケに行ってきた。


旦那君が働いたお金で、旦那君が働いている時に、

遊びに行くってのは、本当に申し訳ないのだけど、

快く行っておいでと言ってくれた旦那君に感謝です。


本来の目的はカラオケなのだけど、ずっと前からタイミングを

見計らっていたんだ、カミングアウトの。


この友達は、大らかで、聞き上手で、頭がよくて、

表裏がなくて社交的、でとってもキュート。

誰からも好かれる彼女は、私の理想の女性なんだなぁ。

こんな女性になりたかった。


本当は、全部話すつもりはなかった。

いきなり大荷物を渡すのは申し訳なかったし。

けど、彼女は誠実に向き合って聞いてくれて、この子なら、

荷物を預けてもいいかなと思ってしまったの。


全部話して、そんな訳だから、野球の合宿でみんなで

泊まろうってなっても、私は厳しいのだと伝えたら、彼女は、

「だったら、なおさら一緒に行きたい。何か手を考えよう。」

そう言ってくれた。


嬉しかったな。

どんな慰めよりも、どんな励ましよりも、嬉しかった。


自分の周りには、そういう境遇の人はいないから、正直、

何をしてあげられるかは分からないけど、なんでも言って欲しい。

そう言ってくれた、頼もしい彼女の笑顔。


うん、私って、人を見る目あるじゃん。 なんて自負しちゃった。


実際、今はまだ、助けを必要とする程困ってはいないけど、

いつかそうなった時に、やっぱり分かってくれていて、フォローして

くれる人がいるのといないのとでは、大きな差が出てくるだろう。

だから、その時が来たら助けてねとお願いしておいた。


お互い主婦の身、時間が押してきたので、またねと別れて、

家に帰って、一息ついたら、変な脱力感というか、疲労感というか、

しんどくなってしまって、ソファに横になっていた。

たぶん、話して良かったのだろうかとか、彼女の負担にならないだろうかとか、ぐるぐる考えてしまって、ちょっと鬱々してしまったんだと思う。

もう、落ち着いたけどね。


カミングアウトって、結構精神的にくるのねと、変に自覚しながら、

カラオケでシャウトしすぎた喉の痛みに、眉をしかめる、

診察日前日の午後でした。