山本祥一朗の酒情報 -47ページ目

山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

上記の会に出た日の夜にNHKの『クローズアップ現代』という番組で「日本酒ルネッサンス到来、人気の秘密大解剖」というのが放映された。

タイトルから察すると期待していたが、これが何とも間の抜けた編集で、タイトルからはほど遠い内容だった。農大の醸造学の教授を引っぱり出しているのだが、この人も気の毒な役割で、全体の構成の拙さから力量を発揮できていない。この番組を見た人はガッカリしたのではないか。
きき酒会の翌日は百人委員の一人だった飯田博氏をしのぶ会が帝国ホテルで行われた。

つい先頃はその日本名門酒会の記念パーティーが同所で開かれた(昨年の当Webに掲載)ばかりだった。

献花をして御子息や博氏の奥様にご挨拶する段取りで、会場は満員だった。前年の記念パーティーより参会者は多かったのではないか。ただ、会場で親しそうに挨拶される相手の顔がどなたか思い出せないのは、これも歳のせいか。

11月7日は東京、神奈川、千葉、山梨の唎酒会が昨年と同じ靖国神社で開かれた。たまたま飯田橋で所用があったが、そこから靖国神社までなら歩いてもせいぜい数分だと思っていた。

ところが、2年余り前に足腰を挫いたために今は片手に杖をついている。そのために30分近くかかった。そこで会場へ着いたとたん転んだのである。顔見知りの多い蔵元の中では心配して救急車を呼んでくれた人がいたため、近くの逓信病院へ運び込まれた。なんのことはない。びっこをひきながらの歩き疲れで、そこで少し休んでから歩いて帰った。車椅子に乗った時に金婚の田中蔵元が持参された少量の酒の他は、全く酒は唎かず仕舞いである。

下図が靖国神社の会場だが、この日もオープンマーケットの人たちが昨年よりも多く集まっていた。この催しに顔を出しはじめて何年にもなるが、会場へ行っても酒を唎けなかったのははじめてである。それにしても歳は取りたくないものである。