日本名門酒会は39回目の披露 | 山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

9月11日には京王プラザで日本名門酒会が総会を開いた。最初に飯田永介社長の「感動を伝える――新たな価値の掘り起し」の挨拶の後、大山醸造元の特別純米「十水(とみず)」の仕込の説明があった。仕込配合の水加減についての話だが、その現場報告だけになかなか興味深かった。 その後の展示試飲会の会場には別掲の配置で蔵元が並び、日本酒、焼酎、ビールに至るまでバラエティある展示だった。顔見知りの蔵元も多く、出品酒全部を試飲するのは無理。目ぼしいところを拾いながら回った。 ユニークだったのは五魚福という業者の講演で、POPでお客に訴える方法についてだが、これが具体的で事例を多く上げながら語っていた。ただ、消費者の86.5%は店頭で購買を決めるというのは本当か……?

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 オフィシャルブログ