はじめまして
工場長として登録してありますが
建築を勉強し始めて間もないので匿名で
ブログを開始しました。

このブログは自分の勉強した事をブログで紹介していきたいと思っております。

今回は近代建築史です。
まず、西洋近代からまとめていきます。
西洋建築における近代化の始まりは18世紀半ば頃とされています。
ルネサンス期以降続いてきた古典主義の伝統に批判されるようになったからです。
近代科学の発展が今までのバロック建築の過剰装飾を徹底的に批判され建築の正しい姿の純粋で原始的なものが求められるようになった。
近代科学の力で過去の偉大な業績さえも乗り越え力学的に解析し、石材の力学的研究が大きく進歩した時代でもある。
この姿勢が新古典主義の発端となる。

実際に広く普及した新古典主義建築は、建築のオーダーを遵守し、全体に簡潔で抑制された表現を特徴とする。
その中で、単純化が極限まで推し進められた結果、実現不可能なイマジネーションが構想させた。
単純で抽象的な立体を壮大なスケールで崇高な美を表現するが現実的ではなく、むしろ装飾が抑制されたからこそ建築のオーダーが本質的な装飾として厳格に規則化されていった。
建築形態とは別に、設計手法でも合理的なアプローチが試みられた。
モデュールを用いて多様な平面計画を効率的に制作する方法を展開した。厳格な左右対称性で新古典主義建築が様々なビルディング・タイプに合理的かつ効率的に応用を可能にさせた。さらに新古典主義は立面でも、規格化された建築オーダーと施工しやすい簡素な壁面が特徴で19世紀を通じてヨーロッパ及びアメリカに広く浸透していった。

近代科学と新古典主義の誕生日の背景についてまとめてみました。

要望などあればまた答えていこうと思ってます。