今回はアベノミクスについて解説していきます。
ずばりアベノミクスとは...デフレや円高からの脱却や、名目3%以上の経済成長など、安倍政権が掲げる様々な経済政策案のことです。
ではなぜ安倍総理はこうした経済政策を掲げ実現に目指しているのでしょうか。
その理由として上げられる一つに経済成長が上げられます。
...そんなの当たり前じゃないか!?と思いますが、その理由を論理的に解説していきます。
ではなぜデフレや円高ではいけないのか。
まずデフレとは、デフレーションの略で、モノの価値が下がっている状態の事を指します。
ではなぜモノの価値が下がる事が今の日本にとって良くない事なのでしょうか。
国民一人当たりのミクロで考えれば、牛丼の価格や生活必需品の価格が下がる事は大変喜ばしいことのように思えます。
しかし、国全体のマクロで考えると必ずしも良い事とは限りません。
物価が下がるという事は企業の利潤が減るという事です。利潤が減るという事はお給料が減るという事です。お給料が減るという事は消費が減るという事です。消費が減るという事は企業の利潤が...ry
わかりづらいですね
物価が下がる→企業の利潤が減る→お給料が減る→消費が減る→.....
消費が減り、モノが売れないので企業は価格をさらに下げ、物価が下がります。
そうすると泥沼の価格競争に陥りますしモノも売れないので企業はさらに疲弊し、従業員のお給料はさらに減ります。
もうわかりましたね!?
経済とは、まるで一滴のしずくが弧を描いて水面に広がっていくように様々な問題に波及していくのです。
デフレの場合こういった様々な負のスパイラルが経済疲弊をもたらすので、安倍首相はデフレを改善しインフレを導こうとしているのです。
デフレは単に物価が下がるという事以外に、このような作用があることを知っておいてください。
ではみなさんこう思いませんか?
無制限のインフレを目指せば永遠に発展する経済強国になるのでは!?
話はそう簡単ではありません。
次回はインフレーションについて解説していきます。
あ、円高については後々解説していきます。