中央大学との開幕戦を制し、まずは1勝を挙げた法政。
あくまでも大学選手権を目指す為には後半3強との対戦まで
無敗で行かなければならない。
今日の専修大学戦 決して侮ることの出来ない相手であるが
負けるわけに行かない。
開幕戦では怪我明けで試合勘が戻っていない選手もあり、
チームとしての完成度はまだまだ低い感じだった。
が、それも時間と共に上がってこよう。
今日はそういったことを頭に入れて観戦していたが・・・。
完成度が・・・
結果は以下の通り
法政 専修
前半 19 14
後半 14 24
合計 33 38
法政 痛恨の敗北
(前半)
5分 専修トライ
G成功
法政0-7専修
法政 タックルミスが多くゲインされ過ぎ。
このタックルの甘さは、試合を通して修正されない。
12分 法政 専修陣内深くに攻め込みながらのターンオーバーされカウンターをくらい
トライを許す。
何やってるのか・・・
G成功
法政0-14専修
専修の勝利への気迫を感じ、最初から集中している。
一方法政は中央戦同様相変わらず立ち上がりが悪く、12分で2トライを献上する
最悪の立ち上がり。
また、この後も時折でてくるが、試合中の専修との集中力の差。
法政は反則やセットプレー時、一人がすばやく仕掛けるも、周りの反応が鈍く、
孤立して相手に捕まる・・・、またはインターセプトされるなどチャンスを逸する場面が
あり、結果的に自滅を招いて行く。
15分 法政中央付近から山下選手が抜け出し、右に素早く展開し、井上選手がトライ
G失敗
法政5-14専修
ようやく反撃。
32分 法政スクラムから専修FWを押し込み左に展開
斉藤選手がトライ
法政12-14専修
このトライの少し前にもスクラムで大きく押し込み、このトライの足がかりとなる。
これで落ち着くかな。
39分 法政 自陣から呉選手が抜け出しフォローした中井選手が30mほど走りきりトライ
法政逆転😅
G成功
法政19-14専修
前半終了
開始早々ミス連発で一気に2トライを奪われ かなり焦ったが、
法政はスクラムから活路を開き、一気に3トライ返して逆転。
徐々にペースをつかみかけている。
後半一気に畳み掛けたかったが・・・。
(後半)
2分 法政中井選手の突破を起点に連続攻撃で山下選手かトライ
G成功
法政26-14専修
法政欲しかった最初のトライを奪い、突き放す。
8分 専修PG失敗
14分専修トライ
G成功
法政26-21専修
21分 専修陣内に入り中井選手の突破から安達選手、井上選手と繋いでトライ
G成功
法政33-21専修
法政 この時間帯 ペースを引き寄せ専修を追い詰めるていた場面だった。
専修も焦りからかダイレクトタッチのミスキック。
法政は再び専修陣内に入り一気に仕留めるチャンスだった。
が、法政はチーム全体として集中力が散漫。
安易に放ったボールに法政選手は反応が鈍い。
集中してたのは追い詰められていた専修だった。
専修選手がカットすると素早く展開。
虚を突かれた法政はDFに遅れをとり大きくゲインされて法政陣内へ。
そして結局これが専修の息を吹き返すようなトライに繋がる。
28分専修トライ
G成功
法政33-28専修
法政はいつもの弱いメンタル発動。
動揺しているのが見える。
また完全に専修に走り負け法政の運動量は20分過ぎから
あきらかに落ちて行く。
それでもベンチは動かない。
33分長利選手、川越選手OUT
専修が法政陣内深くに迫る中、ここで精神的支柱を代えるのか・・・?
専修は勢いついて法政陣内に襲い掛かる。
35分 専修トライ
G失敗
法政33-33専修
ついに同点にされる。
法政はリーダー不在のように建て直せない。
法政走り負け、足をつる選手が目立ち、ヘロヘロ状態。
40分相手スクラム。
法政の消耗は大きくこれまで押してたスクラムさえも押される。
ロスタイム 専修WTBか?
快速で走られると法政のザルDFはあっさり抜かれ、
サヨナラ負けのトライを奪われ
ノーサイド
法政33-38専修
3強との対戦前に星を落とすあまりにも痛すぎる敗戦となった。
勝負だからタラレバは考えても空しいが、
もし後半中盤で、決めていれば、逆の結果だったと思う。
勝てる試合を落としてしまったが、その代償はあまりに大きい。
終盤の3強との試合前での敗戦は大学選手権が大きく遠ざかることを
意味する。
かなり険しい道になってしまった。
また中盤 法政の安易なプレーから流れが変わり、
そこからいつもの弱すぎるメンタルで立て直せない。
鬼の形相になってチームを鼓舞する姿が見えない。
そして試合に対する集中、勝利に対する執着、気迫が、専修は素晴らしかったのに対し、
気持ちのレベルでも法政は負けていた。
専修が後半10分過ぎから次々と選手を交代させて行くのに対し、
法政は後半20分頃には選手の消耗が激しく、目に見えて運動量が落ちて行くが、
ベンチは33分まで動かない。
切ったカードも専修6人に対して法政は3人。
結果論とはいえ、ベンチもどうなのか?
終了間際の法政選手のヘロヘロ状態を見ると疑問がわく。
中央戦 勝ったがチームの完成度の低さを感じていた。
これから上がっていけばいいとは思っていたが、あまりに低いと他のチームに
足元をすくわれかねないとも危惧していた。
が、現実になってしまった。
試合勘や連携不足さらには個々の体力面でまだ戻っていない感じは明らか。
今年の春から怪我人が多く全ての試合で厳しいやりくり状態。
Bチームすらまともに組めずに試合があまり出来なかった。
菅平に入っても主力が戻らず、試合数も数年前と比べれば激減。
秋に突貫工事で選手が戻っては来た感じだが、そういったツケがこの本番に
出た感じだ。
ではあるが、そんな状態でも、今日は十分勝てる試合だったと思う。
それだけに、余計悔しくてならない。
とはいえ、まだ大学選手権が絶望になった訳ではない。
より厳しい条件になったが、このまま勝ち続ければまだチャンスはある。
逆にチーム力が上がらず次の拓殖戦に敗れれば、考えたくはないが、
入替戦が現実味を帯びてくる。
大学選手権、入替え戦 どちらにしても危機感を持って練習し、
チームを立て直さなければならない。
前にも言ったが、潜在能力 伸びシロは法政にはかなりある。
終わったことは仕方ない。
切り替えて巻き返そうぞ。
頑張れ 法政!