法政VS青学 | 夢の続き・・・

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今日は法政Gに青山学院を迎えて、春季大会第4戦が行われた。

主力選手の怪我や遠征の中で、メンバーのやりくりに苦心している感じだが、
今後に期待が持てるような好試合を期待したいところだ。
さてさて試合の感じはこんな感じ。

(前半)
6分 青学トライ。
   G成功
   法政0-7青学
   法政 タックルが軽く、青学選手を倒せず、ずるずるゲインされている。
   
10分 法政反撃 青学陣内5mラインからラインアウトをキャッチし、左右に展開。
    最後は林選手が相手スペースを突いて持ち込みトライ。
    G失敗。
   法政5-7青学

13分 中井選手 素晴らしい走りで50mくらい走りきりトライ。
    G成功
法政12-7青学
相手ディフェンスを交わしてのランスキルは見事。

17分 青学トライ。
    G成功
法政12-14青学

法政またも悪い癖が...どうもタックルが甘く、簡単にゲインされ、あっさり持ってかれてトライ。
 
23分 青学トライ。
G成功
法政12-21青学
法政青学陣内深くに攻め込むも反則で取り切れず、悪い流れ。
    相手に戻されると、今度は一気に法政陣内に雪崩これまれトライに。
    チャンスはしっかりものにしないと厳しい。
    青学はチャンスを確実にものにしているのに対し、法政はプレーが雑。
    完全に青学ペース。

31分 法政 青学陣内5mラインからラインアウト。
    これをキャッチし、モールで押し込むも、押しこめなかったがキープし、縦に走りこんできた
   北島選手が突破し、トライ。
   G成功
   法政19-21青学

40分 青学トライ
    G成功
法政19-28青学
法政タックルが甘すぎて、スカされる場面が多過ぎ。
このトライは余計なトライ。

そして前半終了。

こういっては失礼だが、青学レベルに押されるスクラムでは厳しい。
小手先のタックルが多く、簡単にゲインされ、法政陣内でのプレーが多くなる。
トライをとった後の集中力の散漫は、この試合でも健在。
何故こうなるのだろうか?

後半 これ以上離されては危ない。
しっかり立て直したい。
頑張れ 法政。

(後半)
1分 法政 22mライン付近だっただろうか? 相手反則。
   ここで法政はトライを狙いに行かず、堅実なPGを選択。
   中井選手 PG成功。
   法政22-28青学

2分 青学トライ。
   法政 だれもディフェンスに行かないかのように、あっさり割られトライを奪われる。
   G失敗,
   法政22-33青学
   負けているのに何度同じ失敗を・・・・。

5分 青学選手シンビン。

6分 法政 青学陣内Gライン際でFW戦。
   大澤選手が押し込みトライ。
   G成功
   法政29-33青学
   中井選手 右サイド隅の厳しい角度ながら見事にコンバージョンを決める。

8分 法政 右サイドを攻め上がり、フォローした佐々木選手が素晴らしい走りでトライ。
   G成功
   法政36-33青学 法政逆転!! 
   これまた中井選手 右サイド隅の厳しい角度ながら見事にコンバージョンを決める。
   シンビンでの数的利点を活かして一気に突き放したい。

13分 しかし青学モールからトライ・・・・
    G失敗
法政36-38青学 青学再逆転。
   

15分 リスタートのキック。ここにアレックス選手猛然と走り込みキャッチ。チャンスにつなげる。
    1年生ながら気迫あふれるプレーでチームを鼓舞する!!
    法政このプレーが雰囲気を変える。

17分 法政 青学陣内5mラインから
    ラインアウト。
    モールをうまく組んで佐々木選手トライ。
G成功 
法政43-38青学
    法政 再び逆転ビックリマーク
佐々木選手の連続トライ!! 
   そしてこのトライに結び付けたアレックス選手のプレーが素晴らしい。

   

25分 青学モールから電車道のトライ。
    G失敗
    法政43-43青学
    再び同点
    法政 ここから勝負だ!! 

27分 リスタートのキック。ここで再びアレックス選手がキャッチする見事なプレーで
    再びチャンスを演出。
    こういう気迫をもっと上級生から見たい。
    
29分 法政 青学陣内5mラインからラインアウト。
    モール組むが崩れか、だめかと思ったが、金子選手が押し込みトライ。
    きれいなモールからのトライと言う感じではないが、貴重なトライだ。
    中井選手がまたも厳しい角度を決める。
    法政50-43青学

    中井選手 厳しい角度のコンバージョンをこれで三連続で決める。

法政 逆転しても安心してはいけない場面。
ここから勝負だ。
頑張れ

33分 青学 足が止まり始めてる。
    法政俄然 動きが良くなり、左右に展開。
    うまく崩して、井上選手がトライ。
G成功
法政57-43青学
   これで勝負あり!

35分 ノーサイドまで青学の猛攻続くも、法政全員で集中して守る。
このラストのディフェンスは見事だった。
法政 青学の猛攻を凌いでノーサイド。
こういったラスト5分に見せた集中したディフェンス・・・最初からやってくれ!!!

法政苦しみながらの勝利だった。
相手のシンビンがなければまた違う結果だったかもしれない。

後半途中まで見ていて非常に歯がゆい感じだったが、あるプレーで相手の流れを奪還した。

アレックス選手のリスタートのキックのキャッチであり、
中井選手の難しい角度のコンバージョンを悉く決めたことだったと思う。
これで後半嫌な雰囲気を払拭し、チームを鼓舞して勝利に導いた。

ただ、チームとしては、
終始タックルが甘く苦戦の原因となる。
今日はBチームでもタックルが甘く、Bのハーフタイム中、苑田HCが熱く「タックルとはこうだ!!」
とばかり、身をもって指導していたが、Aでも激が飛んだと思う。

スクラムも前半はかなり押され、後半青学の疲れと共に押されなくなるが、
依然として大きな課題だ。

もっともいい面から見れば、
主力の半分を欠きながら、勝利したのは底上げが進んでいるからだと思う。
青学は、早稲田に勝利していることでも示す通り、
法政から見て決して弱いチームと言えるレベルではなかった。
失礼ながら予想以上に強かった。
されど、このメンバーで押されながらも後半逆転し、一度同点になるも突き放し、
そして最後は集中して守り切ったことは収穫と言える。
課題はあるものの、褒めてよいかと思う。

ただ、同レベルの大学に負けない事ではなく、あくまでも強豪を引き摺り降ろしてリーグ戦制覇、
大学選手権ベスト4を目指すなら、更なる底上げが必須だ。

同じレベル大学相手に取ったらすぐ取られるような集中力の散漫さが消えないようでは
到底勝てない。

技術も勿論だが、集中力がすぐ切れるメンタルの弱さも4年生中心にチームとして何としても
克服してほしいところだ。

次の公式戦は 早稲田戦!!
何年勝ってないことだろう?

今年は何としても勝って夏合宿につなげたい。

法政のさらなる進化を期待する。
頑張れ 法政!!