NPO「ふるさと回帰支援センター」(東京都千代田区)は10日、2014年の田舎暮らし希望地域ランキング1位が山梨県であると発表した。
2位は長野県。3位は岡山県だったそうな。
少し嬉しい!
もっともサンプル数が約2900人程度だから実際のところよくわからん。
おまけに記事の中の理由もいまいち説得力に欠ける。
山梨在住の小生としては愛着はあるが、地元にいると他県が良く見えるものだから、いまいち実感はない。
ただ、他県の人が理由はともかくそう思ってくれることは少なからず嬉しいものだ。
まあ、いいとこだけ見られていても困るから、ざっくりと地元について
触れておこう。
企業が少ない。
電車の本数が少ないし、車がないと生活範囲は限定される。
海がない! 海産物関係 いまいち。海は甲州人の永遠の憧れである。
地元の歴史的英雄は信玄公以外メジャー級はいない!
そして盆地だから夏暑く、冬寒い!
最近ちょっとだけ雪国の仲間入りをした感じがしないでもない。
多くの田舎で「組」といわれる近所付き合いがありウザい面もある。
(これはいい面悪い面どちらともいえる)
されど山梨は自然豊か。土の匂いがある。
畑も多く、健康的な食材を自ら作りやすい。
過疎化対策で、住むことを条件に土地建物など安価で貸してくれる町村もある。
東京にもそれなりに近い。リニアも開通する。
犯罪も少ない。故に軽犯罪でもニュースになるし、加害者は有名になる。
東京ほど埋葬など永眠場所に困らない。
甲州弁はきつくて誤解があるかもしれないが、
こちらの人間からしてみれば、悪気はなく、また やや閉鎖的なところがあるが、慣れれば基本は人情が厚いと思う。
まあ、都会から少し離れて、ゆとりの中で暮らしたいと思うならいいかも。
山梨に限らず、どこでも言えることだろうが、田舎に移住するなら経済的な基盤を備えることは大前提であるが、都心ほど賑わってない分、地域と溶け込めるかどうかも移住を成功させる大事な要素だと思う。
ランキングとか関係なく、それぞれの事情にあった拠点探しをしてほしいものだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150209-00000009-wordleaf-soci