いやー。W杯も準決勝に突入した。
残っているチームは、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、オランダの
たった4チームしかない。
2試合とも欧州vs南米と興味深い組み合わせとなった。
小生は欧州を応援しているので、ドイツ、オランダを応援している。
そうは言ってもミーハーなので、ネイマールやメッシのプレーも
ちゃっかり注目していたが、ネイマールは先のコロンビア戦で
負傷離脱。
地元の利もあり、優勝候補筆頭だったブラジルにとっては、
一瞬にして暗雲が立ち込める事態となってしまった。
本日行われた準決勝第1試合ブラジルvsドイツ。
朝方早起きして観戦。
ブラジルは地元の利があるとはいえ、ネイマールを欠き、更には主将のDFチアゴも欠いて不安が尽きない布陣。対するドイツは万全の布陣。
ドイツがやや有利かなと思って観戦したが・・・。
前半11分にドイツのスター ミュラーが決めると、23分には同じく
ドイツのクローゼがW杯得点記録となる16点目となるメモリアルゴールを決める。
立て続けの失点に動揺が隠せず、ブラジルは崩壊してゆく。
もはや狂った歯車は修正不能となり、ブラジルとは思えない無惨な姿で
失点を重ねて行く。
ドイツの華麗なパスワークはブラジルDFを切り裂き、
ドイツは前半だけで5点 後半にも2点を加え、7-1で
まさかまさかの圧勝となった。
贔屓のドイツが勝ったことは嬉しいが、ここまで無残な姿をさらしたブラジルというのが信じらなかったし、寂しかった。
地元開催というのが、「利」どころか、過度の期待となって「負」に
働いてしまったのかな。
ダビドルイスの涙が印象的だった。彼のFKもう一度見たかったな。
コロンビア戦で決めた翼君のドライブシュートのような美しいゴール。
今大会で一番美しいゴールだった。
「たら・れば」は何の意味もないが、ネイマールが元気なブラジルとの勝負を観たかった。
まあ、彼がいないにしても、7点取ったドイツはやはり強い。
攻守でバランスが取れている。
爆撃機のように凄まじい破壊力あるミュラー。
まだ24歳なのに、W杯通算10得点目。
何という勝負強さだろう。
これは、クローゼが今回作った記録を彼がすぐに
破ってしまうかもしれない。
GKのノイアーも鉄壁。
ドイツって名ゴールキーパがいつもいるな。
カーンやレーマンに負けない名GKだ。
ドイツは強敵ブラジルに大勝したことで、更に勢いがついた状態で決勝に挑める。
相手はアルゼンチンか?オランダか?
どんなに苦しくても結果を出すエースのメッシを擁し、予選から全試合勝っているアルゼンチン。一方、ロッベン、ファン・ペルシの強力攻撃陣を誇るオランダ。
いい試合になりそうだ。
メッシとロッベンのドリブラー対決も注目だ。
次の試合も楽しみたい。