「法政野球部選手が、監督辞任要求! 金光監督は辞任!」
春の六大学野球開幕直前に、穏やかでないニュースが飛び込んできた。
昨年秋、久々に法政大学野球部が六大学野球において優勝して、
とても喜んだのは記憶に新しい。
しかし、その後優勝して団結すると思いきや、その反対で、監督・スタッフ、大
学、OB会、選手などを巻き込んだお家騒動が勃発。
新聞や週刊誌にも醜態が載り、とても残念な気持ちになった。
内部での事情とかは
無視して、客観的なデータとして9年半でたった4度の優勝。
歴代最多優勝そして常勝軍団としての法政としては、やはり不振ともとれる
成績に思えた。
正直、金光監督は辞任のタイミングを誤ったと思う。潔く優勝を手土産に
秋に退陣しておけば、きれいなまま終われただろうに。
とにかく選手から集団で辞任を要求されるとは指導者にとって一番不名誉な
ことで、痛恨の極みだろう。
柔道連盟の監督や理事もそうだが、外から見ていると、何故今辞任しないん
だろう? といったタイミングが見えるのだが、人間は権限を持つと、
また近くに居過すぎると、いろんなことが絡まっちゃって、見えなく
なっちゃうんだろうな・・・。
引き際って難しいもんですな・・・。
いずれにせよ、監督辞任で選手の要望通りになった。しかし、開幕は目前に
迫っている。
連覇を期待する者にとっては、何としても巻き返してほしいと願うばかりだ。
大学4年間という時間は、2度と戻ってこない宝の時間。
選手には是非大切にして、本分の方で真っ白に燃え尽きてほしいと思う。
野球も、駅伝も、アメフトも、ラグビーも、水泳も、その他スポーツも、
強い法政が見たい。
頑張れ 法政!