来月4日 衆議院選挙の公示が差し迫っているが、ここにきて、各政党の動きも活発に
なってきてますな。選挙モード突入と言った感じがする。
第3極では、維新とみんなの合流が失敗に終わりそうだ。
その一方で、滋賀県知事が「日本未来の党」を旗揚げ。
これに剛腕小沢さん率いる「生活」や「減税」、「みどりの風」らが合流しそうだ。
どうやら小沢さんがいい神輿を探してきて、立ち上げたようだ。
実に周囲の動きが速く、短時間で一気に少数政党がまとまりそうだ。
神輿に視線が向きがちだが、所詮民主党離党者の集まり。
全く評価しないが、こういう仕掛けが出来るのは流石だ。
さてさて嘘つき民主党。
性懲りもなくマニフェストなるものを本日、発表。
現実路線に基づいたマニフェストという。
ものは言いようだ。
期限や数値目標に基づいた工程表がない、実に漠然としたもの。
要は、逃げ道だらけという事だ。
これまでさんざん騙しておいて、こんなもんで、誰が信じるのか?
おまけに過去3年の失政の反省どころか、他党の批判ばかり。
他党を非難する資格があるのか?
まあ、選挙が楽しみだ。
あと、この選挙で多くの党が掲げている「脱原発」。
ちょっと気になる。
「脱原発」・・・・大いに結構。
安全面だけ考えれば、それでいいと思うが、
デメリットの点をどこも言っていない。
原発を廃止した時、代替エネルギーは何で、それはいつ出来る?
そのエネルギーの料金は?
我々の電気料金はどうなるの?
今日、関西電力が10%も料金値上げのニュースが新聞に載り、一般家庭や企業は厳しくなりそうだ。
悲鳴が聞こえる。
原発廃止を唱えるなら、国民に負担となることを正直に言うべきだ。
こういうことを提示して初めて、「争点」となるのではないのか?
示さなければ実に危険だ。
家計はもちろん、産業も危ない。
企業が海外に逃げかねない。
そうなっては雇用も心配だし、我々の子の世代の雇用はさらに危ない。
政党は、都合の良いことばかり言わず、メリット、デメリットを言うべきだ。
TPPもしかり。
情報提供が少なすぎる。
失敗したでは取り返しがつかないことになるだけに、
国を想うなら、正直に、正確に、具体的な工程の情報を各党は提示してほしいと切に願う。