寂しいニュースが流れた。
すでに絶滅したと判断された種を「絶滅種」というそうだが、
ニホンカワウソ、ツキノワグマをはじめ8種が新たに絶滅種に指定されたそうだ。
ニホンカワウソ、ツキノワグマらは、ニホンオオカミのように明治に絶滅した種ではなく
昭和まで生きていたことが確認されている。毛皮の乱獲や、山地の開発が原因らしい。
写真を見るとなんとも愛らしい顔だ。
なんか余計寂しい気分になる。我々は反省せねばなりませんな。
ただ、ニホンカワウソ自体見たことがないので、寂しいことに
相違ないが、危機感というか実感のようなものが今ひとつない。
日本で絶滅の危機に瀕している動植物のリストである「レッド・リスト」には、
なんと現在3400以上もの哺乳類、鳥類、爬虫類などが記載されているそうだ。
田んぼなんかにいるゲンゴロウやタガメなんかもその1種だそうな。
子供の頃、小生もよく見ていたが、確かに最近見ていない。
そう思うと危機感が伝わってくる。
絶滅種とまではいかないまでも、小生の地元からはタマムシやトノサマガエルなんかも見なくなった。
せめて今見かけている生き物の生息場所くらい何とかしてあげたいですな。