私、本番に強いんです。
いきなりなんだこいつ、と思うかもしれませんがまぁ聞いてください。
あ、お久しぶりです。ササガワです。
さて、「本番に強い」って勝負の世界では珍しくない言葉ですよね。
この言葉に対し、そこまでの準備と努力をそれなりにしているから本番で発揮できるのだ、と返す人もよく見かけます。
だいたいこの言葉って他者のことを第三者が評価する際に使われる気がします。
今回は、「本番に強い」と自負する私が当事者目線で考えてみたいと思います。
まず、準備と努力を本番までにしている、というのは大前提です。
そもそも、本番では練習したことがどれだけ出せるか、というものです。
練習がゼロならよっぽど簡単なものではない限り、本番は自分も周りも納得のいくクオリティのものにはならないでしょうね。
私の定義として「本番に強い」はすなわち「練習以上の力が無意識の領域から出てくる」ということです。
極限の集中、その場を楽しむ心、適度な脱力等、きっかけはさまざまですが、自分の知っている能力や練習でのクオリティの一歩や二歩先のことがでてくる状態になるのが、「本番に強い」ことではないでしょうか。
実際、私は自分が取り組んでいたスポーツの大事な試合で練習以上の力を発揮し、結果を残しています。
結果といっても、優勝したとかそういうたぐいではないのですが。
たかが一点。たかが一瞬。スポーツの世界では特にこの一瞬をものにできるかが勝負どころなのです。
この一瞬で勝負できることこそが、本番への強さです。
私はこの本番の強さは自分で引き寄せることができる、と思うのです。
「本番」というやり直しのきかない世界で、いかに自分を信頼できるか、自分のここまでの過程を自信につなげられるか、がカギになるのではないかと考えています。
誰しも「本番」は緊張します。
大事な「本番」であればあるほど、緊張し体がこわばります。
私はよくチームメンバーに「緊張しないの?」と質問されますが、当たり前にします。
なんなら、緊張しやすい性格です。
ではなぜ私がチームメンバーの目にそのように映るのでしょうか。
ずばり、私が「緊張状態の自分を”今”として受けとめ、ここまでの”過程”を自信として取り込めているから」でしょう。
もっといえば、根拠のない自信を持たないのです。
勘違いしないでほしいのですが、「本番に弱い」人全員が努力を怠っていると言いたいわけではありません。
どうしても体がこわばってしまう人も、手が震えてしまう人、体に何らかの影響が出る人など様々な事情があるかと思います。
ただ、「本番に強い」と言われる身としては、このひとことで自分のこれまでの過程をないがしろにされているような気がしてならないのです。
火事場の馬鹿力でこれまでの過程による結果以上のことができたとしても、毎回出すのはほぼ不可能でしょう。
しかしながら向上心を持ち、自分が想像する以上の結果や場所へ行くことができるよう、日々精進したいですね。
では今回はここまで。