関東地区(桐生、戸田、江戸川、平和島、多摩川)の競艇場はそれぞれユニークだと思うが、多摩川もかなりユニークな競艇場だ。
というのは、すごくノーマルなコースだと見せかけて実はクセがあるのだ。
『滑るから足元に気をつけて!』と看板がある道は注意するが、いきなり滑るとビックリする。そんな雰囲気が、多摩川にはあるのだ。
コースは『川』ではなく『池』というか『沼』というか、とにかく流れとか干満とかとは無縁。一般的な触れ込みでは『日本一の静水面』となっているが、実際にレースを見ると、特に混戦の水面は必要以上にポチャポチャしている。
例えるのが難しいが、何だか『ジェル』のような液体の上でレースしているような感じなのだ。
だから、1マークで主導権を握れないと『ポチャポチャ地獄』にハマり、先頭とは取り返しがつかないほどの差がついてしまう。
『日本一の静水面』だからといって、スタートがしやすいわけでもない。特にスロー艇は起こしにかなり神経を使っているように映る。
となると、舟券が難しいのである。
余談だが、アクセスもそんなに遠くないようで結構時間がかかる。
計ったことはないが、山手線のどの駅から出発しても、関東で多摩川が最短時間で到着する場ということはないと思う。
いずれにしても、看板がなくても油断してはいけないのが多摩川競艇場なのだ。