観させていただきました。2017年のマンボー・ジャズ・バンド公演。

 開場15分前には、列に並びました。もうすでに、沢山の方々が並んでおられました。さすがですね!私は、これまでずっと会館の中にいたので、外の状況はわからなかったのですが、凄い状態です。また、開場前に、外で待つお客さんのために、軽い演奏があるのもうれしいサプライでした。

  ↑外で待っているお客さんの前でウエルカム演奏。

 開場まじかになると、私の裏にもどっと列が伸びていました。絶大な人気ですね。これまで、こんな人気者の照明をさせて頂いて感謝しなければ…!

 さぁ、無事に客席に入りました。一番後ろの席に陣取りました。遠慮しながら(笑)

 その後も、どんどんお客さんが入ってこられ、みるみる席が埋まります。凄いですね!

 なじみの音響屋様に見つかり、ご挨拶。本年も頑張っておられます。誰かさんは、裏切って手を引いてしまいましたが…。おっ、知り合いの方(檀家さん)に声をかけて頂きました。毎年、楽しみに見に来ておられるそうです。後で、感想をお聞きしようっと!

 さて、始まる寸前、バッと緞帳が明るくなりました。照明さん、ミスして明かりをつけてしまったようです。落ち着きましょうね。

↑一曲目の明かりです。おお~っ、中々。かっこいいではないですか?!ウッ、縦サーチの一番下手の光の筋の伸びが他のに比べて短い。ついでに上から2本目は先が太い…。

 おお~っ、ムービング(4台)らしきものもサスに使っておられる。けど、動きがミラースキャンのように、パッパッと動く。バンドの載っている平台の上下に2台づつほど、軽い動きのムービングらしきものが見える。ウッドベースの裏とトランペットの一番上手の裏から、何やら弱いけどビームが見える…何でしょうかね?!

 実は、1部と2部の休憩中にこっそり観に行きました。平台上下のあったのは、60WLEDのムービングでした。裏にあったのは、スパイダーと呼ばれるムービングでしたが、どちらも小さい小さい。舞台規模からみて小さすぎです。どう見ても、ライブハウス以下の規模でしか使えない代物でした。ここに持ってきて使っておられることに、無謀さを感じます。後は、良くある小型のLEDスポットで地あかりを組んでおられたようですが、これも非力でした。ミラースキャンらしきムービングについては、視認で確認ができないほど小型?よくわからない代物でした。

 さて、曲中は、ほぼホリの色も変わることはなく、前にソロが出た時のみ、ミラースキャンらしきムービングが、最高速度でやってきてサスになっています。その時、バンドなどの生明かりが落ちて、全体の色が濃くなります。ソロが終われば元に戻りますが、おそらく、段マスなどの操作で、簡単に全体の明るさを落としただけだと思われます。

 ムーディーな曲だろうが、元気な曲だろうが、いつもムービングは全速力で動いてきます。また、フェードイン、フェードアウトができないようで、必ず、カットイン、カットアウトをします。まったく、どうかしています。

 それにもまして気になるのは、曲間中のソロ者の紹介の時のピンスポットさん、必ず、お腹から入って、お腹で消す…私らプロは、必ず、頭の先っちょから入って、頭の先っちょで消えるようにキツク、厳しく教わってきました。頭の先っちょから入って、少しずつ灯体を下げながらアイリスシャッターを開いていきます。決して、顔や頭を切らない(しっかり照らしておく)、消す場合は、この逆になりますが、これは、プロとしての常識です。今日のピンスポットさんは、まったく、プロの常識を知らない。見ていると、気分が悪くなってきます。困ったものです。

↑一文字幕から、申し訳なそうに少し見えているミラーボール。このミラーボールを照らしているのは、平台上下の60Wのムービング…暗くって、しっかり出ていない。また、申し訳ないけど、昔カラオケ店でよく見た安物の半分で割れるミラーボール…これらは、予算相応ということなのでしょうか?!

 それでも、ホリサーチなどは、多くは向きだけの事なので簡単に治せることができます。ムービングの動きがおかしかったり、フェードイン、フェードアウトがまともにできないのは、持っておられるムービング卓の問題か、操作する方の技量の問題に他なりません。

 やっぱり、福知山の文化にたづさわって頑張っておられる方々の多くの照明を担当されている、本日の照明屋さん。福知山の文化団体の方々には、「不幸」ですね。いつか、気が付かれることを祈念します。 

 ご安心を、ひとり言です。

 

まぁ、驚きました。FBにこんな動画の投函がありました。

 

 これって、会館が許可したのかなぁ?舞台が暗くなっているから、会館の担当者が暗くしたのだろうけど…生火を点火したまま動かすことはもちろん、舞台上で生火を使うこと自身、消防署の許可がいると思うけど。

 舞台で法要などをする宗教行事ですら、ろうそくや線香を使用する場合、図面を添付して許可を受けなければならないのに…どこの会館を使う場合でも面倒でもフォグマシンですら申請します。福知山は、消防署に申請すると、必ず、前もって現場を署員の方が観に来られて点検されます。

 気持ちはわかるけど、不注意やね。

 

 

 例年、10月の頭の連休の日曜日に開催されます、府立工業高等学校の「マンボージャズバンド公演」が、本年も10月8日(日曜日)に中丹文化会館で16:00開演で公演されます。例年、たくさんの観客の方々で客席はいっぱいになります。

 実は、SSGでは、この公演が福知山市厚生会館でされていたころからのお付き合いがございました。当時の顧問の田中先生から熱心で強力な依頼があって、担当させていただくことが決まりました。その最初から、お礼は5万円と決まっていました。これも、先生の熱意とメンバーの情熱に感化されたように、応援の気持ちでお受けさせていただいてきました。この金額は、会場が中丹に変わってもそのままになっています。

 上記の写真は、2011年の公演の時のものです。これから見ても自分的には機材が古いと感じますが、当時としては最新のものを使っていたと思っています。LEDのムービングを多く使っているようですね…今は、処分してしまいました。

 その時のムービング卓です。この卓は、ムービング卓として画期的でした。あらゆるムービングも会館の調光卓もすべてこの1台でコントロールが可能です。この卓に出会ったおかげで、SSGの照明は格段に進歩しました。ムービング類、LEDスポットが増えるきっかけになったのです。

 また、照明専用のDMX信号は、高価ですが国産のDMXワイヤレスセットを使って、高信頼度確保と信号線を引きのばす必要がないようにしました。このワイヤレスは、一度に4系統のDMX信号を送れます。ムービングが増えて、使用チャンネル数が増えても、4系統、2、048chまで送ることができます。現在、SSGでは、このワイヤレス送信機が2台と受信機(2,4GHzダイバシティ―)が3台あります。最高、8系統4、096chの信号までワイヤレスで飛ばすことができます。因みに、16ch占有の一般的なムービングで換算すると、256台分にもなります。

 ただ、この卓は、CRTが2面もありましたが、今の卓のようなシュミレーション機能がなく、複雑な照明をする場合には、現場で実際に見ながら打ち込まないといけないところがありました。もちろん、前もっての複数の現場のパッチ機能や、USBメモリでのデータの管理などは出来たのですが…。

 このため、ムービングを使うときには、仕込み時間の後の、リハーサル前に半日分ほどの”打ち込み時間”が必要になりました。 この時間の確保が難しく理解していただけないところがありました。

 マンボーさんは、前日の午後から、当日の夜まで会館を借りて頂いていました。それで通常なら十分ですが、”打ち込み時間”が確保できないので、私が個人的に、前々日を仕込み、打ち込み用に押さえていたのが実情です。そのための費用は、仕込みとはいえ4万円近くになったと思います。また、会館が大きいので仕込み量も当然のように増えます。そのために必要な人手のための人件費もかかってきます。これは、本番、撤収のときも同様にかかってきます。単純に、私的には、数万円の赤字になっていました。

 ↑去年の公演。 ↓今のムービング卓。

 本来の請求から申しますと、下見から始まって終了まで、この規模の照明になると大方30万円強になります。この状況を何年も続けていたわけです。先ほどの田中先生への義理と、若いマンボーの情熱に打たれて頑張っていたのですが、田中先生も数年前に退職されました。先生にお会いした時に、「もう、辞めてもいいよ。」とお言葉もいただきました。

 もう一つの原因は、マンボーさんが春に厚生会館で公演される「スプリングコンサート」のことです。実際に観に行かせていただいたこともありましたが、ここの公演の照明・音響は、なぜかCSKさんの担当となっています。顧問の先生に、「こちらも担当させてください。」と、申し込んだことがありましたが、「雰囲気を変えたいので…。」というお返事でした。私的には、2か所になれば、予算も単純に5万×2=10万円になるので、自分的に許せるところもあったのです。それに、何と言っても地元ですし…。「そんなに、CSKさんが良いのなら、中丹もお願いすればいい。」と、いうのがずっとありました。

 今年から、こんな経過や思いがあって辞退させていただくことにしました。顧問の先生には、「健康上、不安があるので…。」と、してあります。

 さぁ、今年の公演が楽しみです。CSKさんの腕前を拝見いたしましょう!