ヒッチハイクを初めて15分。
早くもつかまったのはいいけど、ある意味もう後には戻れなくなった。


誰も止まってくれなかったらトボトボ駅に向かって変えればええ訳やけど、
1台止まってくれたらそれはすなわち
自動車道や高速のそばに駅なんか大概ないし
もうこっから先はどんなことがあろうとヒッチハイクをし続けないと帰れない。
ってことやん。


それに気づいたのは途中でやったけど、
そう思ったらなんかちょっと怖いな笑

進みだしたらもう進み続けるしかない。

そんな感じ。

帰れなかったらドンマイつあー




そんなこんなでオレが掲げた5秒間をしっかり拾ってくれた1台目。
止まってくれた記念すべき1台目。

バックパックを抱えて乗り込むとそこにおったのは
身なりのキレイな白髪のおっちゃん。
何度かヒッチハイカーを拾った事があるらしいキラキラ


「今日はお仕事ですか」


って話し始めると定年退職して友達の家に遊びに行く途中らしい。
トヨタの部品系?の会社で中学卒業して働いてたらしい。

「ホンマですか!ぼくも実は来年からトヨタグループなんです。」

なんて言うてると嬉しそうにトヨタの車やったらだいたい分かるで。
っていうて自動車道走りながら行き交う車の名前教えてくれだしたにこ



ヒッチハイクするなんて根性あるな。
>ずうずうしくてすみません。

いやいや、そういう意味じゃないんだよ、なかなかする人いないからね。
>ホンマですか?確かに見た事はないですね..。よく見ます?

なんて話しながらワイワイ。



そんで自分がおりるところまでにパーキングエリア(PA)
は一個あることも教えてくれた。

「自分がおりるとこよりも自動車道の中のほうが捕まえやすいじゃないかな。
どうする?どこでおろしてあげよう?」

自動車道に乗ってる以上みんな同じ方向向かう(=神戸方面)訳やから
こんなに便利なところはない。
ってことでPAでお願いした。




あっという間の15~20分のドライブを経て降りる時間。
PA前で思い出したのは、

「そういえば世界一周のときの写真あるわ!」



それをお礼といってはなんですがってことで1枚差し上げた。
エジプトの白砂漠での2011年1月1日の初日の出の写真


地球はでべそだ。 - 自由人 篇



名前を聞いて握手してありがとうございました。っていうて自動車を降りた。


無事にヒッチハイク1台目をやりすごせ、
すげー感謝とあったかさで一杯やったオレ。


「ホンマありがとうございました。素敵な1日を」
っていうて車を離れようとしたら、

彼の口からは思いもよらない言葉が聞こえてきた。





ニコってしてもらえたり、

手振ってもらえたり、

バッテンしてくれたり。





乗せてもらえるまで辛抱の時間やな!

って思ってたけど、

俄然楽しい時間になってきて気づきました。























意外に自動車道乗る車少ない悔し泣き











なんか高速とかってイメージ的に絶えず車が入り口で絶えない感じやってんけど、

とぎれとぎれな感じ。。。



くるときは何台か連続で来るけど、

こないときは数分こない。





家帰れんのかなーとか思いつつも

時間はあるし色々工夫して楽しもって思ってたら、





なんか動きが不自然な車発見。

さっき目があったしな。



ん?





んん?





これはまさか。







釣れたーーーーー?









そしたら信号で止まった車の助手席の窓が

ウイーーーーーン、







キターーーーー!! ラブ







ダッシュで神戸行きを胸に横までいって、

「神戸方面いかれますか?」



って聞いてみると乗せてあげるって。







うっひょひょーい。



開始約15分くらいで乗せてもらえることに。

正味1時間以上覚悟してたのになー

めっちゃラッキー。





慌ててバックパックを拾いにいって、

おっちゃんの隣に。







もう嬉しくて。

おっさんを抱きしめてあげたくなりましたじゅる・・









行き先を聞いてみるとすぐ近くらしく、

とりあえず目的地は自動車道入って1つめのパーキングエリアに。


そんな風にして、ある意味後にはもう戻れない、

帰れなかったら残念!ヒッチハイクツアー

は始まった訳です。





抜いたはいいものの、
かざしてみたはいいものの、


スーっと


スースースーっと。


みんなスイスイ通る訳です。






手当たり次第に振ってもしゃあないよな。
って考えだして。


入り口に行く車ってどういう車やろ。



なんて思って周りを観察すると入り口は左折しないといけないことが判明。
じゃあ左折レーンにくる車をターゲットにしたらええんやな。
って思い、左折レーンに入ってこようとする車がウインカーを出した時点で

おーいお茶
神戸方面行きをかざすことにした。



最初やし、そんなに甘くないやろうって思って
長期戦覚悟で場所はばっちり自動車道の真下(=日陰)。
場所は大事っしょ。

暑いしな。
入り口に入る車さがさんといけんしな。
それに暑いしな。



そしたら中にはちゃんと意思表示?的に
バッテンハンドル越しにしてくれる人とか
首振ってくれる人とかもいて。


なんかコミュニケーションしてるみたいで楽しかった。
ていうか断られてるのに無性に嬉しかった。




訳わからん22歳オスがきったない字のボード掲げてるのに対して
ちゃんと答えてくれることにすげえ感動して、
反応してくれた人にむかって通り過ぎてるんやけど、
自然となんかおじぎ?したくなった。

ありがとうって。
ミラー越しに伝わるとええなって。


車が目に入ってからバイバイまで約4、5秒
4、5秒で伝えれることってなんやろうって考える訳です。

一瞬で
「あ、乗せてったろう。」
って思ってもらえる様にグッと心を掴まないとあかん。


感謝の気持ちはそれで伝えれるとしよう。




じゃあ今から乗せて下さいって頼むのに、何が必要やろう。
って思ったときに、

日本人でよかったなーって思った。

おじぎって遠距離でも使えるやん。
しかも、お礼もお願いしますも両方いけるやん。


やからウインカーだして右折レーンに入ろうとする車みっけたら
とりあえずおーいお茶をかざして、
かざしながらお願いしますを伝えて、

顔見えるとこまでいったらじっと見てみて
反応くれたらありがとうを伝えて。


ってしてたらすれ違い際にニコって笑ってくれる人とかおったり。
嬉しくなって手振ってみたり。

果てには違う車線におる車の中から掲げてるオレみて、
カップルが猛烈に手振ってくれたり。
お返しに神戸行きフリフリしながら走りながら両手で手振ってみたり。



なんか...
5秒でこんなにコミュニケーションとれるんやって、
5秒でこんなに嬉しくなれるんやって、
5秒でこんなに楽しくなれるんやって、

感動した。




ファミマでハイパーボールでつかまえたオーイお茶を
ちょきちょき。

持参のペンで書き書き。
仕上がりはこんな感じ。


photo:02


字きたなっ!笑
まあ伝わるやろ!!



これをバックパックの右後ろにぶっすりさしていざ出発。
「あっちぃ~」


地図を見てみると山陽自動車道の入り口があるみたいやから
とりあえずその途中で捕まえようなんて思って出かけてん。

右側にこれをぶっすりさしてたら
左車線を走る車が運良くとまってくれたりなんかして。

そんな淡い希望をもちながらとりあえず3、40分くらいのとこの入り口にむかい歩く。





が、

そんな淡い希望なんか淡いまま大量に吹き出る汗によって段々薄くなって消えちゃったよな。笑
そんなに世の中甘くない。

うん。



とりあえず汗は無駄にでるけど水はない。

じゃあ水を買おう。
と思ってコンビニはいったら後ろにぶっすりさした神戸行をみたおばちゃん店員さんが

すれ違い際に
「気をつけてね。」

なんそれ!それだけで潤ったわ太陽
世の中そんなに辛くもない。




でもヒッチハイクってあれよな。
あれをもって最初の一振りするまでが結構勇気いるよな。
オーストラリアで1回したときも最初はなかなかイモイモしたし。笑

大事なのは恥とか照れとか捨てる事やな!
楽しむことやんな。


なーんて思ってたら、いっぱい歩くの嫌やから入り口までのどっか途中でしようと思ってたのに
気づいたら自動車道見えてる笑

入り口の前最後の信号。



うむ。
これ以上は進めない。



おーいお茶に頼むしかない。
伊藤園さん、オラに力を!笑 
なんていいながら神戸行きのボードに

「家まで連れてかえっておくれ。」
(人任せー笑)

とお願いしてバックパックをおろし、そこから神戸行きを引き抜いた。






「ヒッチハイクで」

そう言ってやった矢先、兄じゃは

は!?って顔をして
「へー。ホンマに?」

って。
なんて感動の薄い奴なんだと兄弟ながら思いました。
きっと最初は冗談やと思ってたんやろうけど。


次の日も同じ事を言い張るバカ弟を見て
どうやら冗談じゃないと伝わったのか、
「冷静に考えて無理やと思うで」
っていうもんやから、

「いけるやろー。無理やったら適当に帰るわ。」

「じゃあがんばってー」


感動うすっ!笑
朝でかけた兄の家にとりのこされて無駄に自信満々やったけど
ホンマに帰れるんか、今日中に。
なんて思ったのでとりあえず

中退アフロ田中
中退アフロ田中 1 (ビッグコミックス)/のりつけ 雅春



を最後まで読み切りました。
全てはここから始まる。(´∀`o)

っしょーもないけどばかばかしくてめっちゃ笑えるねん「ハイっ」の手




そっからコンビニに向かう。


目的は、


photo:01


段ボール。

やっぱりこれがないと始まらない。


君に決めた!おーいお茶。笑